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(goto-side)
AAAは８人という思いは、あたしの中では結構強くて。
浦「友香里、もう一度聞くけど、本当に意思を変える気はない？」
リーダーがあたしを止めるのも、何となくだけどわかる気がする。
……詩の時とは違う。
あたしはもう、簡単にはやめられない立場なんだって。
後「うん」
でも、もう無理だって思っちゃったんだもん。
きっと、心の何処かでずっと理由を探してた。
もう、やめたいって思ってた。
あたしが求めてたのは、毎日を笑って過ごせる世界なのに。
毎日毎日、どうして嫌な気持ちを持ち続けないといけないの。
どうして、嘘の笑顔を浮かべ続けて、仲良さげな雰囲気を作り続けないといけないの。
……違う。あたしは、本当の意味で笑っていたい。
カメラが向けられている間、ずっとそんな事を考えてた。
でも、AAAでいる以上は求められている姿を演じないといけなくて。
そんなジレンマに苦しむうちに。
久しぶりにオフがとれて実家に帰ったときに。
「まるで別人みたいね」って悲しそうにお母さんが言ったのが衝撃だった。
もう、仕事以外でも‘AAAの後藤友香里’を捨てられないくらいに、本当のあたしを見失っている。
……このままじゃ、心が壊れる。
そう思った瞬間、急に今の生活を送り続けることが怖くなった。
だから、病気であることを理由にして、やめたいと声をあげたんだ。
この機会を逃せば、もう戻れなくなると思ったから。
浦「……わかった」
後「でも、AAAは８人だよね」
浦「……」
何を今さら。と言わんばかりの目を向けられる。
確かにリーダーの考えは正しい。
けど、あたしは構わずに詩に目を向ける。
後「こんなこと頼むのは筋違いだってわかってる。でもあたしは、８人のAAAを無くしたくはない」
このままじゃダメだ。
今のままじゃ、あたしと同じ道を辿るメンバーが増えるか……或いは、もっと酷い形でバラバラになってしまいかねない。
後「詩にAAAに戻ってほしい」
まだ楽しかったあの日を取り戻すための鍵を握ってるのはきっと詩だって。
あたしの直感が、そう告げていた。
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海(プロフ) - あいさん» こちらこそ再びコメントを頂けて嬉しいです♪ありがとうございます！少し書き溜めてからの公開を考えていますので、もう少しお待ちください。楽しみにして下さってる方がいる事が何よりの励みです！頑張ります！！これからもよろしくお願いします(^^) (2018年3月19日 23時) (
レス) id: fc74eeea72 (このIDを非表示/違反報告)
海(プロフ) - まどれーぬさん» こんばんは！大変な時だというのに、わざわざありがとうございます(>_<)明日、普段通りの実力が出せますように…受験頑張ってください！！激励のコメントも、ありがとうございました！ (2018年3月19日 23時) (レス) id: fc74eeea72 (このIDを非表示/違反報告)
まどれーぬ(プロフ) - こんばんは〜！明日受験があるのに気になって読ませていただきました〜！これからも頑張って！！ (2018年3月19日 19時) (レス) id: 6ca81d105b (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 返信ありがとうございます(*´∇｀*)2章楽しく読ませてもらいました(^o^)3章も楽しみにしてます(o≧▽゜)o頑張って下さい☆ (2018年3月19日 18時) (レス) id: 79d2b3f374 (このIDを非表示/違反報告)
海(プロフ) - あいさん» こんにちは、ありがとうございます！次回更新で2章完結予定ですので、暫くお待ちくださいませm(__)mこれからもよろしくお願いします(^^) (2018年3月18日 14時) (レス) id: fc74eeea72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海 | 作成日時：2018年2月18日 22時
