浮気3 ページ5
__国木田__
憎い...憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い
何故、俺の事が瞳に映らない？
ずっとズっとズッとズットお前だけを愛してるのに
何故、お前は俺を愛してくれないンだ？
彼女がいる事は知っていたし
谷崎妹だという事も知っていた
しかし、やはりお前の口から聞くと辛いものだ
「はァ...こんな子供に俺が悩まされるとは」
ましてや、かつての教え子だった男に
俺が教員を辞めても、雪が中学を卒業しても
時々、飯を食べに行くくらいには仲が良い
それなのに、彼女が出来たなんて"始めて"聞いた
知っていた事を改めて突きつけられたンだ
「センセ？一緒に行こうよ」
「...あぁ」
「来なくてもよろしいのですよ？」
「黙っていろ」
それでも、やはり諦められない
こんなにも可愛い奴を手放せる程、心は広くない
奪ってやる
絶対にゼったいゼッたいゼッタいゼッタイ
俺のものでなくてはイケナインダ
「雪は何故探偵社へ行くんだ？」
「今日から、アルバイトさせて貰うの」
「私と一緒に雑用係ですわ」
「そうか」
これで毎日一緒に居られる
盗聴しなくても話を聞いていられる
盗撮しなくても雪を見ていられる
追いかけなくても雪の行動を知れる
でも、念には念を...だ。
「これで、毎日会えるね」
俺が欲しい時に欲しい言葉をくれる
それだけで何か満たされた様で
お前の言葉はまるで魔法の様だ
「宿題...また見てやるよ」
「お願いします」
「もう！私抜きでお話するのは嫌ですわ！」
左腕に絡む女の腕
今すぐその汚い腕を切り落としてやりたい
触るな触るな触るな触るなサワルナサワルナサワルナ
俺だけのモノなンだ
お前なンかには渡さない
「センセ、改めて宜しくお願いします」
満面の笑みを浮かべた雪
今すぐその顔をぐちゃぐちゃにしたい
「あぁ宜しく頼む」
いつかその顔が恐怖に染まる日を愉しみにして
誰にも渡さない様に、俺は務めるだけだ
俺の愛しいイトシイ雪夜
_______________
理想高い男性教師
Doppo Kunikida
・主人公の中学時代の担任
・武装探偵社所属
・主人公を_____している
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黒薔薇?(プロフ) - ベーコンレタス状態好きですわ〜♪頑張ってください！ (2019年6月25日 22時) (
レス) id: 285fa6164a (このIDを非表示/違反報告)
如月 雅(プロフ) - monomouseさん» ありがとうございます！ (2018年6月5日 21時) (レス) id: 9b23bccf79 (このIDを非表示/違反報告)
monomouse - 続きが気になります！頑張ってください！ (2018年6月4日 22時) (レス) id: 1435d9d822 (このIDを非表示/違反報告)
neo(プロフ) - クズすぎて…。新しい発想ですね!!更新頑張って下さい!! (2017年8月29日 22時) (レス) id: 04da3f8ed7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：如月 雅 | 作成日時：2018年6月4日 21時
