前世ぶりですね、帰ってください。【ωrωrd】 (ページ41)

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きらきら… ページ41

おめでとうございます。綺麗なフラグ回収でした。なんて、頭の中で流れる。
誰じゃ、｢やっほい！！今日はゲーム三昧じゃい！｣なんて言った阿呆は。
じゃなきゃ、こんな休日の街を総統閣下となんかと歩いてない！！

gr｢不服そうだな。｣

『当たり前っすよ…』

恋人達の生息地の休日の街で何をしようって言うのか…
初めての男子とのお出かけは、好きな人って決めてたのに！

目の前に手を繋ぐカップルが通り過ぎる。
うわ。目が痛い。毒やあれ。

gr｢ふむ。｣

『どうしたんすか…』

gr｢あんな風に手を繋げば楽しそうにするか？｣

なんて言いながら、微笑みを浮かべて手を差し伸べてくるグルさん。

『いや、待ってくださいよ兄貴…』

あんなん無理に決まっとるやろ…
てか触れたらゲームオーバーだし。
記憶思い出されたら色々困る。1番傷つけた人だし、グルさんなら許してくれるだろう。けど、私が嫌だ。

gr｢ほれ。もうすぐじゃ。｣

『あ、はい…てか本当にどこ行くんですか！？』
_____________________________

『ふぁああぁあぁ…！！』

きらきらと光る店内。たくさんの美味しそうなスイーツ達。
グルさんについていくと、そこは最近出来た
スイーツバイキングのお店。

gr｢おお。凄いな。｣

『え、これ…約束とちゃいません？大丈夫ですか…？』

約束はケーキ1つ買ってもらえる約束だったはず。
これだとお高めになってしまうんじゃないか？？

gr｢オスマンに貰ったんだ。｣

これ、と言うグルさんの手の中には2枚のチケットが。
マンちゃん、凄い有能…

『いいんですか？そんな貴重な物を私に…？』

gr｢ああ。男一人で行くのも少し嫌だからな。丁度よかったわ。｣

『じゃ、じゃあ…お言葉に甘えてもいいですか…？』

恐る恐る聞くと、笑顔で｢ああ。｣という総統。
その笑顔は、店の中の女性全員を落とせるほど輝いている。
ほら、定員さんの顔やべぇことになっとる。

『ありがとうございます。』

gr｢おう。今日は全種類達成はするからな！｣

『御意！！｣