朝霧さんの彼氏さんは2

43話 ページ20

｢お待たせー｣


西山｢早かったね｣


｢壮馬君のために早く来た｣


斉藤｢俺のためなんだね笑｣


｢そだよ！！｣


西山｢壮馬のガチ勢だもんね｣


｢うん！｣


斉藤｢嬉しいなー｣


｢えへへ、｣


西山｢Aちゃんが浮気してる｣


｢梅原はもう諦めてるよ｣


斉藤｢俺にじゃなくて、梅ちゃんに好きって言ってあげないと｣


｢え、だって……恥ずかしいじゃん……っ｣


斉藤｢宏太朗と付き合ってる時も言わなかったの？｣


西山｢全然言わなかったよ、寧ろ俺が毎日言ってたわ｣


｢なんで過去の事お前らは掘り返すんだよ｣


斉藤｢ごめんね？｣


｢んんん！！！許す！！｣


西山｢ごめんね｣


｢…………奏汰君で言って｣


西山｢……ちゃんと、ゴメンなさいします、Aちゃん……ゴメンなさい｣


｢好き｣


西山｢許して……くれますか？｣


｢はい、許します｣


斉藤｢Aちゃんが真顔じゃん笑｣


西山｢って、こんなことではなく！！Aちゃんに俺らは聞きたいことがあるの！｣


｢え、何？｣


斉藤｢あ、そうだったね｣


｢んぇ？｣


西山｢今日、梅ちゃんの様子がおかしかったの｣


｢おん｣


斉藤｢Aちゃん……何か知らない？｣


｢多分ね、私のせいだわ｣


西山｢え、なにしたの、｣


｢実は……｣


西山｢……うん、うん…………えぇー！！？！｣


斉藤｢宏太朗うるさい、おめでとう｣


｢おめでたい事なのかわかんないけど、だからだと思うよ｣


西山｢そっかー……だからかー｣


｢うん｣


斉藤｢まぁ、より仲が深まったから良かったね｣


｢うん……！！｣

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