終焉まで、残り3日 ページ12
対策チーム会議
in時の政府 会議室
「ただいまより、第37回対策チーム会議を始めます。それでは、各国審神者長の皆様、ご報告を。」
私の言葉を合図に上方の国の審神者長から順に近況報告をしていく。その報告を要点をまとめながら書き記していく。
ここまではいつも通り。
すると、越後の審神者長、
鼓滝「最近、私の本丸の
それに続くように備前の審神者長、
吉柳「その報告、うちの国でもあった気がします。『うちの遠征先で刀剣男士達が、時間遡行軍と接触してい役人を見た』って」
藤嶋「山城でも似たような報告が。報告があった地域を調査したところ、自分の本丸の男士も目撃しました。」
「鼓滝さん、藤嶋さん、それっていつ頃の話ですか?」
鼓滝「そうですね……先週の火曜日くらいでしょうか。」
藤嶋「自分は先週の水曜日、日曜日に報告を受け、うちの刀剣男士達が目撃したのはつい昨日です。」
私は『政府と遡行軍の接触を目撃された日』に続けて目撃された日を書き記していく。
どういうことなのだろう……
少なくとも4回は接触している。
一体何が目的で……っ!
「……あの紅葉さん、まさかとは思いますが、時の政府上層部が歴史修正主義者と手を組んだ、なんて事はありませんよね?」
審神者長+近侍「「!?」」
鼓滝の鶴丸「おいおい対策長(A)さん、そんな事があっていいのかい?」
「あるかどうかは定かではないけど、その可能性だって考えられる。」
鼓滝の鶴丸「可能性ったってなあ……それはあまりにも矛盾するんじゃあないのかい?だって政府は俺達に時間遡行軍の討伐を命じてるんだぜ?」
「……実は、以前うちの本丸が対峙したアノニモ。奴等が使っていた転移装置から妙な違和感を感じたの。」
藤嶋「妙な違和感……?」
「はい、それは……」
紅葉「Aさん、審神者長の皆さんを混乱させるのはお止めください。」
紅葉さんが私を遮るように少し大きめの声で制止をかけた。
紅葉「本日の会議はこれにて終了に致します。それでは。」
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作者名:九条椿 | 作成日時:2019年4月6日 15時