刀剣乱舞大好きな私がブラック本丸の審神者になっちゃった！肆 (ページ44)

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その百十六ページ44

夜は明けて朝餉の時間

「はーい皆注目～食べながらで良いからよく聞いてね。今日の出陣は午後から、内番はいつも通り行います。で、昨日言っていた見習いさんは予定としては未ノ刻に来るから、もし見かけたら私の部屋に案内してあげてね」

長曽祢「見習いの容姿は？」

「えーと……女性で肩位までの金髪で背丈は…… 清光と安定位かな」

この人、結構若いな…高校生かな、って二十七歳！？凄い童顔じゃない……仕事も書いてあるんだ。えーっと……

「モデル！？」

鶴丸「うぉっと！？こりゃ驚いた。突然大きな声を出してどうかしたのか？」

「今日うちに来る見習いさん、モデルさんなんだよ！しかもよく買ってくるニコンノのモデルさんのミキちゃん！！」

乱「ホント！？ミキちゃんがうちに来るの？」

「本人！まさか当本丸の第一見習いさんでモデルさんが来るとは……」

乱「はい！僕がミキちゃんのお世話する！」

「了解、見習いさんのお世話は乱っと。泊まる部屋、どうしようかな。離れでもいいんだけど目が届く所にいてほしいから……」

ミキちゃんがもし乗っ取り目的で来たとしても近くにいてくれたら対処法はたくさん練ること出来るしね
……どこか空いている部屋あったかな

小狐「芙蓉の部屋の隣は空いていなかったか？」

鳴狐「確かにあそこなら私ども粟田口も三条の皆様もいらっしゃいますからなぁ」

「私の部屋と繋がっているし大丈夫そうだね。よし、部屋は私の部屋の隣っと。そろそろ食べ終わったかな？ごちそうさまをしたら各自で片付けてね。内番はいつもの所に張り出してあるから」

「「はーい」」

薬研「……」

全ての事柄を伝え終えて、みっちゃん達に「ごちそうさま」と伝えて厨でお片付けを済ませ、そそくさと自室に戻った

「ふぅ……」

日に日に朝餉の食べる量が減ってるかも。ご飯もお味噌汁も昨日の半分だったな

一昨日本丸の拡張工事をするにあたって私の部屋は和室と洋室が混ざったデザインになった。なので机は障子タイプの窓際にある

「今日はちょっと冷えるかな……閉めよ、う……」

窓を閉めようとすれば桜の花びらが舞い込んできた。ここは冬でも桜がさくようで、いろんなところで桜が満開だ

薬研「芙蓉、俺っちだ。入るぜ」

「今日の近侍？」

薬研「いや、今日の近侍は山姥切の旦那だ。お前、最近朝餉の量減ってるだろ？それに関してだ。ちと背中見せてくれや」

「背中？良いけど……背中がどうか……っ！？」

薬研「やっぱりな……」