刀剣乱舞大好きな私がブラック本丸の審神者になっちゃった！肆 (ページ32)

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その百四ページ32

「そんな事無いよ？隠し事なんて何も……」

薬研「伊達に三週間近く一緒に居ねえよ。お前が隠し事しているとき下唇噛む癖あるこたぁ分かってんだ」

「えっ……」

知らなかった……
自分にそんな癖今薬研に聞いて初めて知った。嘘をついたら親指を中に入れて握るのは知っていたけど、自分にそんな癖があるなんて

「あのね、実は…」

私は先の戦であったことを全部話した。
全員重傷になったことも浦島がいないのも、アノニモのせいで私の責任だと

薬研「はぁ、そう言うことか。そうなりゃあ俺っち達が止めても意味がないな。行きな。時間がねえんだろ？」

「っ！うん！ありがとう！」

薬研「俺っちが簡単に引き下がるわけねぇってのによ……」

「ふぅ……夏木瑞樹の娘の芙蓉だ！約束通り夕暮れ前に来たぞ！」

絶対に、何があっても浦島を取り返してやる。其れで浦島だけでも皆のところに返すんだ

アノニモ薙刀「キタカ……ツマラヌナ。コイツヲ痛ブッテ折ッテヤロウト思ッテイタノニナ。マァイイダロウ、我等ノ目的ハソンナコトデハナイノダカラ。サア、ツイテコイ」

アノニモの奴が動き出した瞬間浦島を本丸に帰した。アノニモは多分気づいてはいるけれど何も言わないなら多分大丈夫だ。

好き放題やれる

私はそう確信して幸波を抜いて前に居るアノニモの首に当てた

アノニモ薙刀「ナンノツモリダ」

「お前等を倒すつもり。まだ皆とやり残したことがあるんでね。此処で殺られる訳にゃあいかんのですよ」

出きることなら来たくなかった。でも浦島を捨てない。それに皆と誰一人欠けるなんて絶対に嫌だからさ

「お前等全員倒して本丸に帰んだ……！」

アノニモ「ヤレルモノナラバヤッテミルガヨイ！」

何処から出てきたのか大量のアノニモが出てきた。
囲まれた、そう思ったときに後ろから斬りかかられた。間一髪ってところで避けたけど圧倒的に不利だ。だって所謂多勢に無勢ってやつだもん。
向こうは二千の兵が居るのに対してこっちは私一人だけ

いつもは皆も居るから一人だと戦略も何も無いわな。

「お前等の目的は何？」

アノニモ「……貴様等審神者ヲ滅シ、歴史修正主義者ノテダスケヲスルコトダ」

「教えたって事は生きて帰さないってことよね。受けてたつわ……参る！！！」

「っはぁ、はぁ、やっと、半分っ……！」

駄目だ、体力が大幅に消費してる。
昨日の傷もひらきはじめてる。ここまで、なのかな……

乱「みいつけた」