刀剣乱舞大好きな私がブラック本丸の審神者になっちゃった！肆 (ページ4)

今日:2 hit、昨日:2 hit、合計:90,315 hit

その八十三 $ ページ4

『ねえねえ堀くん！どうしたら機動上がるかな？』

堀川『うーんそうだな……じゃあ毎日僕と走ってみる？そうすれば機動も上がるし体力もつくと思うよ？』

『ホント！？じゃあお願い！堀くん！』

堀川『でも今日は遅いから明日からね。朝餉の前に走ろっか』

『うん！』

『之定！今日も文学教えて！』

歌仙『君は本当に熱心だね』

『将来はお母さんの後を継いで審神者になるの！だからそのためのお勉強をしないと！』

歌仙『とても来月で4つの幼子が言う言葉では無い気がするが……まあその時は宜しく頼むよ芙蓉』

『うん！あ！じゃあその時は之定はお花をいけて！之定がいけたお花飾る！』

歌仙『そうか。では腕によりをかけないとね』

瑞樹『芙蓉、今から軍義なんだけどみる？』

『うん！見る！五虎兄、前田兄、折り紙教えてくれてありがとう！』

五虎退『うん！僕達もた、楽しかったよ！』

前田『はい！また折り紙しましょう！次は違うのを教えます！』

『うん！』

瑞樹『だから此処は慎重に進軍して』

『『『了解』』』

瑞樹『以上のことに気をつけて準備ができ次第出陣して。健闘を祈るわ』

『いってらっしゃい皆、気をつけてね！』

瑞樹『さあ今日は札について教えるわね。この札は医療札といって、大抵の傷は治せてしまうわ。手入れが出来ないときは特にこれを使った方がいいわね。でも凄く霊力を使うからほどほどにね』

『薬研兄、薬草摘んできたよ！』

薬研『おう、助かる。ありがとな』

『今日も薬草の書物貸して！』

薬研『好きなの持ってけ。本当に熱心だな、お前は』

『まだお札使えないから皆の応急処置するんだ！』

薬研『お！頼もしいねえ。俺っちも手当てしてもらおうかな』

『痛っ、！まんば兄！』

山姥切『走れ！芙蓉！』

『でもまんば兄は……』

山姥切『俺はこの本丸の初期刀でお前兄貴だ。兄貴が妹を守るのは当然の義務だ。だから早く行け』

『わたし、皆と逃げる！だから』

山姥切『お前は何のために今日まで燭台切に鍛えてもらったんだ！兄弟とはしったことも、歌仙に頼んで文学や花道、茶道、書道をならったことも、瑞樹に軍義に参加させてもらったり札や術を教えてもらったことも、薬研に医学を教わったことも全部暇潰しだったとでも言うのか！違うだろ！お前はいつか審神者になり、そこでお前はここで学んだことを使って俺達とは異なる分霊を守るんだ。走れ！お前はここで死してはいけない！』

「…全部、思い出した」