刀剣乱舞大好きな私がブラック本丸の審神者になっちゃった！肆 (ページ29)

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その百一ページ29

燭台切「芙蓉ちゃんは何か心当たりないかな？何か些細なことでも」

心当たり...最近特に変わったことはなかったけどな...あれ？

「桜がかたいでる...」

直そうと思って触ると

？「たーいしょー！！！」

「えっ！？」

鶴丸「こりゃあ一体全体どういう事だ？」

桜「あ、すまん自己紹介する。私は桜。大将の守り刀だ。これからよろしくな！あと刀派は粟田口だ」

燭台切「随分とカッコいい女の子だね」

桜「女だからってなめってと痛い目見るぞ、燭台切の旦那」

燭台切「僕のこと知っているのかい？」

桜「知ってるも何も母さんの本丸で打たれて大将が戦に行くときは必ず懐に入れて行ってくれるしな。それにきのうあんた遠征部隊の隊長だっただろう？だから報告をしに部屋に来たことも知ってんだ。全員の顔と名前くらい知ってるさ」

太鼓鐘「俺たちのこと知ってるのは何となくわかったけどよ？どうやって顕現したんだ？」

桜「そこが大将のかわいいところっつー訳だな。」

太鼓鐘「どういうことだ？」

桜「うっかりさんの大将は一昨日私を含めた大将の所持している三振りを手入れした際あんた達刀剣男士と同じように霊力をこめながら手入れをしたんだ。だから顕現できずに中途半端に霊力がたまった状態で放置されたわけなんでしびれを切らした幸波姉さんが声を漏らしたのを小夜助が聞き取ったわけだ」

....心当たりあったわ
ん？ということは幸波と梅も

ということで試しに触れてみると____

？１「やっと出ることができました...」

？２「よかったね、幸波姉さん」

幸波「ええ本当に」

「えっと、幸波と梅でいいんだよね？」

幸波「はい。わたくし、主様の打刀の幸波でございます！この身が朽ち果てるまで粉骨砕身いたします」

梅「同じく脇差の梅だよ！これからよろしくね、主！」

「よろしく！三人とも！」

長谷部「おい、大倶利伽羅が帰還する時間だぞ」

「うん、わかった。今行くよ」

長谷部「!...こいつらのことは移動中に聞く」

「わかった」

長谷部「それでお前のうっかりがこいつら三振りを顕現させてしまった、という訳か」

「本当に無意識だった。皆にやるときは早くなおれ～ってやってるけどこの子達はきれいになれ～って....言霊かな？」

長谷部「今の話を聞く限りそうだろうな」