刀剣乱舞大好きな私がブラック本丸の審神者になっちゃった！肆 (ページ16)

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その八十九☆ ページ16

瑞樹サイド

「どのお部屋がいい？空き部屋とか離れとか刀派とか元の主別に分けてあるからそのへやの人が良いならそこでも良いけど……」

瑞樹「うーん……９年振りに３人で寝るって言うのは？」

「え？私の部屋狭いよ？書類も大分散らかっているし……」

父「ついでに地下の入り口を調べたいんだ。終わった書類とかあればまとめておいて明日持っていくし」

「……狭くても良いのなら私は構わないけど」

瑞樹「じゃあ決まりね！ところで今何時？」

「今は６時半位……あっ！！歌仙君、みっちやん！夕餉の時間！」

歌仙「もうこんな時間だったのかい！？ああまだ漬物を切っていないじゃないか……！」

燭台切「歌仙君落ち着いて！急げば７時には間に合うよ！」

堀川「僕てつだいます！」

「私も手伝うよ！」

厨の方に消えていった四人

どうやらこの本丸の夕餉は７時らしい

懐かしい思い出をついつい四人の背中に重ねてしまった

五虎退「あ、あの、姉さんのお父さんとお母さん！」

父「？どうしたんだい五虎退，前田」

前田「僕達で少し話し合ってお二人が良ければなのですが父上と母上とお呼びした方がこの本丸の一兄ともややこしくならないし、その……親近感がわくかと思ったのですが……」

愛染「お！いいな、それ！なあいいだろ？姉さんの父さんと母さん！」

瑞樹「皆は優しいね！この本丸の家族に私達も入れてくれるの？」

五虎退「も、勿論姉さんのご両親なんですから。その…僕達とも家族です……！」

"この本丸皆ずーっと家族だよ！！"

瑞樹「！……そっか。じゃあせっかくだからいれてもらおうかな！」

愛染「本当か！？じゃあ改めて宜しくな！父さん、母さん！」

にっかり「お？ご両親が新しい家族かい？宜しくね父上、母上」

亀甲「にっかり君が言うと意味深だねぇ……」

にっかり「ん？」

亀甲「なんでもないよ」

それからは皆と久し振りの楽しい夕餉をたべ、順番にお風呂に入ってからそれぞれ床についた

「____！_________」

瑞樹「ん…芙蓉……？」

この声は芙蓉？こんな夜中に誰と話して……

「__、______________」

三「ははは。___________________」

三日月君？いや違う。あの手首のミサンガは昔家の本丸の三日月に芙蓉があげたもの……

会話が聞こえない……何をはなしているの？

父「瑞樹、そっとしておいてあげて」

瑞樹「あなた……そうね。わかったわ」

あの三日月、もしかして……