刀剣乱舞大好きな私がブラック本丸の審神者になっちゃった！肆 (ページ13)

今日:7 hit、昨日:2 hit、合計:90,320 hit

その八十六ページ13

「私、皆のことを守りたくてずっと頑張ってきた。家(瑞樹の本丸)にいた皆に稽古つけてもらって頑張って強くなったと思ってた……まんば兄は私が審神者になったときにその本丸の刀剣を守れっていったけど、私は今の私の本丸の皆も私の家の皆もまもりたかった……なのにっ、私はっ……！」

父「芙蓉……」

全部思い出した……私が弱かったせいで皆が…

岩融「お前は十分我らを守ってくれているではないか」

「岩融……？」

岩融「昔に何があったか俺には分からん。まぁ話を聞く限り昔誰かを守れなかったと俺は勝手に解釈するがまだであって２日も経っていない我らを恐ろしさ、そして闇という己れの弱さから守ってくれた。それに江戸城内に出陣したもの達は無傷で帰ってくることができた。それは蜜柑のお陰ではないか」

今剣「岩融のいうとおりです！あそこでむきずでかえってこられたのはねえさまのおかげです！」

「剣……」

父「芙蓉、お二方の仰る通りだよ。あのときは私達でも歯が立たなかった……だか皆さんはまだ未来があるお前を生かす事を決心してその身を呈して守ってくださった。その分お前はともに出陣した部隊員を守ったのであればそれで十分だよ。それでも満足いかないというのであれば自分が満足するまで強くなればいいんだよ」

「お父さん……」

瑞樹「あらら、もう済んじゃった感じかな？」

「お、お母さん！お母さんも来てたの？」

岩融今剣一期「「「お母さん！？」」」

今剣「ほんとうにこのひとねえさまのははぎみなんですか！？」

岩融「演練場でたまに手合わせしたことがあるが最強の審神者として名が通っている強者だぞ？」

「うん、実母だよ」

一期「蜜柑の母君とあらば先ほどのご無礼誠に申し訳ありませんでした！」

瑞樹「だから良いから頭上げて！」

「……一兄何したの？(ﾎﾞｿｯ」

薬研「葉月に刀向けたんだよ」

「葉月……？」

父「瑞樹の審神者名だよ」

「へぇ～……初めて知った……」

瑞樹「あ、そうだ！芙蓉ちょっとおでこ出して」

お母さんに言われた通り前髪を上げておでこを出した。
するとお母さんは黒い御札を私のおでこに貼った途端その御札は消えていった

瑞樹「はい！これで個人情報を知られても大丈夫よ」

薬研「今のはなんだ？」

瑞樹「私が作った呪いみたいなものかな。真名を知られたりとか……まあ要は神隠し予防策よ」