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『ん…』
お昼すぎ、目が覚めると昨日飛び出たはずの直樹くんのお家
ガンガン痛む頭に顔を顰めて、とてつもなくデカいため息をひとつ
寝室を出れば、ソファーに座ってる直樹くんが見えて、
なんだか気まずくなって、また寝室に戻ろうとすると、
「起きたの」
と、すぐにバレた
『服…着替えさせてくれてありがとう』
「どういたしまして。
頭痛いでしょ、これ飲みな。あとこれと。」
ポカリと、二日酔いに効く薬を渡してくれて素直にそれを受け取る
『迎えにきてくれたの？』
「何も覚えてない？」
『うん、ごめん』
「俺に嫌いって言ったことも？」
『…ごめん』
「いいよ、覚えてないなら」
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作者名：まみcan
| 作成日時：2024年2月18日 1時
