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昼休みが終わり、授業が始まっても教室に来ない樹。
ルーズリーフを取り出して、樹の分を書く。
何だかこれも久しぶりだ。
最近はずっと真面目に授業を受けていたのに。
でもこれが話せるきっかけになればい。
そう思って樹の机の中にファイルを入れた。
でも次の日帰ってきたのは
[もう俺に優しくしなくていいよ。]
というメモと
私が渡した合鍵だった。
味気なく机の中に入れられたそれは、樹の心を表しているみたいだった。
大丈夫。
樹と出会う前の生活に戻るだけ。
そう考えても考えても、樹の顔、匂い、細い指
色々思い出してしまって
早く忘れたい
その一心でまた男遊びをする生活に戻った。
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yuka(プロフ) - 不意に読み始めた物語、切なくて続きが気になって仕方ありません!!!次の更新も楽しみにしています!! (2022年8月2日 4時) (レス) id: 6a0e68cae9 (このIDを非表示/違反報告)
エリ(プロフ) - むちゃくちゃ面白くて引き込まれます😭幸せになって欲しい😭😭😭 (2022年7月23日 9時) (レス) @page20 id: 87769551eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:梅酒 | 作成日時:2022年5月27日 19時