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「Aちゃんのことずっと好きだった。
でも全然会えなくなって、寂しくてマンションの前まできたら、エントランスから田中が出てきたんだ。
加藤さんは同じクラスで、田中のことがまだ好きってのも有名だったから、そのこと話した。
加藤さんと2人の仲を引き裂くために色々考えて、それで、、
俺はただ、Aちゃんと一緒に痛くて、
ごめっ、、ごめん…」
私の目の前で泣きじゃくる蓮くん。
ずっと言えなかったんだ。
こんなに泣くまで辛かったくせに。
そう考えると責める気にはなれなかった。
私は蓮くんをそっと抱きしめた。
彼に自分からこんなことするのは初めてだと思う。
「謝らなきゃいけないのは私だよ。
蓮くんの気持ちに薄々気づいてたのに、
すっと都合のいい時だけ利用してた。
こんなに苦しんでたのも知らないで。
だからごめんなさい。」
私が謝っても彼の涙が止まることはなかった。
『何でそんな優しいの…
俺以上に苦しんでたのに。
もっと責めてよ、全部お前のせいだって怒って
俺のこと嫌いって言ってよ。…
そしたら、Aちゃんのこと諦められるのに』
口ではそう言ってるけど、ずっと一緒にいたからわかる。
強がってるって。
「できないよ…
もう、これ以上傷つかなくて良いんだよ。」
この日は何もせず、ただ2人で眠った。
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Twitterからマシュマロ送ってくださった方、ありがとうございます！
何度書き直しても納得がいかず、更新遅くなってしまいましたが、マシュマロを読んで励まされました。
もうすぐ完結なので、最後まで楽しみにしていてください！
続く (更新停止中)
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yuka(プロフ) - 不意に読み始めた物語、切なくて続きが気になって仕方ありません！！！次の更新も楽しみにしています！！ (2022年8月2日 4時) (
レス) id: 6a0e68cae9 (このIDを非表示/違反報告)
エリ(プロフ) - むちゃくちゃ面白くて引き込まれます😭幸せになって欲しい😭😭😭 (2022年7月23日 9時) (レス) @page20 id: 87769551eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梅酒 | 作成日時：2022年5月27日 19時
