私に構わないでください！【梅原裕一郎】 (ページ8)

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8話ページ8

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貴方「こんにちは、お久しぶりです」

梅原「うん」

なんか元気なさそうだな

久しぶりの梅原先生は痩せてるようにみえた

貴方「2431円です」

梅原「はいよ」

貴方「ちょうど頂きます。って先生？」

あー話しかけるつもりなかったのに

やってしまった

梅原「ん？」

貴方「疲れてます？」

梅原「ううん、別に。いつも同じ顔だけど」

貴方「いや、違う。元気なさそうです」

意外と口から言葉が出るもんだ

すると、先生はピクっと動いて視線を下に向ける

梅原「我ながら女々しいんだけどさ」

梅原「紙、捨てちゃったかな？」

レシートを渡そうとすると、先生は真っ赤な顔をしていた

え？紙？

あ、連絡先か。すっかり忘れてた

てか、ずっと気にしてたんだ

なんだか先生が可愛く思えた。

ちょうど持ってたレシートにボールペンで書く

貴方「先生から連絡してください」

貴方「…私も釣られて恥ずかしいじゃないですか」

レシートを渡すと、

梅原「すぐ連絡する」

ふわっと笑って帰った

だから、心臓うるさいってば。

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