私に構わないでください！【梅原裕一郎】 (ページ12)

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12話ページ12

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山田「行くの？行くの？？」

キャーと言ってはしゃぐ山田さん

貴方「なんか、こんなの貰っちゃったし…多分真剣に誘ってくれたんだろうなぁって」

山田「私も思う！あの人のAちゃんへの思いは真剣そのものよ！」

貴方「ですよね～って、思い？？え？？」

やだやだ～と私の背中をバシバシ叩く山田さん

痛い！痛いよ！！

山田「こ、い、ご、こ、ろ♡や～ん青春！！」

貴方「山田さん！断じてそれはないと思います！！」

山田「いーや！おばさんのかん！！当たるで！！」

私より乙女な山田さんと、この後鬼のようにお会計をした。

貴方「お疲れ様でした～」

山田「頑張るのよ！」

貴方「あ、ありがとうございます…」

家で言うのも恥ずかしいから、車の中でかけることにした

3コールで先生は電話に出た

梅原「はい、梅原です」

貴方「あ、十代田です」

梅原「お疲れ様です」

貴方「お、おお疲れ様です…」

なんかあっさりだぁ

緊張してきた

貴方「あの…25日なんですが、長らく返事出来なくてすみません」

梅原「いや大丈夫。」

貴方「それでなんですが、…行きたいです」

一瞬しーんとなった後に、

梅原「うん、行こう」

先生があまりにも素っ気ない返事だったが、

梅原「よっしゃ」

って小さな声で聞こえたので、

真剣に誘ってくれたんだなーって少し実感した。

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