母の幸せは私の幸せ ページ5
「お母さん、人を殺したの。」
「へ……？」
「だから、遠くに住んでいるお父さんの所に引っ越すのよ。」
「勿論、私もだよね？それに、遠くってどこなの。」
「場所は言えない。そして、美月はここに居て？」
「私嫌だよ！お母さんと離れたくない！」
「美月、お母さんの事好き？」
「うん。大好き」
「じゃあ、お巡りさんに"私は人殺し"だってお母さんの代わりに言ってきて。」
「そしたらお母さん幸せ？」
「うん。とっても」
「そっか…なら行ってくる。それまでお母さんはお家で待っててね。」
「待ってるよ。」
「じゃあ行ってきます。」
__________
「寒い、お母さん。」
上着も着ないで冬場の商店街を歩く。
お母さんとここに来れることはもうしばらく無いのかもしれない。
お父さんにも会ってみたいな。
生まれた時からお父さんは私の前に現れたことがない。
忙しいのだろう。
「あ、なにか落としたよ君。」
「え？」
「はい。落としたよ。可愛いお人形さんを。」
「あ、ありがとうございます。」
「汚れちゃったけど、綺麗にしてあげようか？」
「結構汚れてますし、大変なのでいいですよ。」
「一瞬でできるから安心して。」
「な、なんで？」
「僕は人を願いをなんでも叶えれるんだ。」
「ほんとに！？」
「うん。なにか叶えて欲しいことがあるの？」
「ある！」
「言ってごらん？」
「じゃあお母さんを幸せにして」
「任せて。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
tAki(プロフ) - みゅーさんさん» 分かりにくくて本当にすみませんでした！ ありがとうございます。 (2018年12月25日 18時) (
レス) id: 8f36cf8930 (このIDを非表示/違反報告)
みゅーさん(プロフ) - そうでしたか。事情があるところ、好き勝手言って申し訳ありませんでした。これからも応援してますからね！ (2018年12月25日 17時) (レス) id: 281532bc33 (このIDを非表示/違反報告)
tAki(プロフ) - みゅーさんさん» どうしても入りきらないので最後に出してもよろしいでしょうか？ 先程の文章も含め、長文すみませんでした。 (2018年12月25日 11時) (レス) id: 8f36cf8930 (このIDを非表示/違反報告)
tAki(プロフ) - みゅーさんさん» 伝えていなくてすみません。小説説明にリンク、名前が入りきらなかったので最後にスペシャルサンクスとして出そうと思っていました。誠に申し訳ございません。 (2018年12月25日 11時) (レス) id: 8f36cf8930 (このIDを非表示/違反報告)
みゅーさん - 利用規約をお読みになりましたか。期待していたのに、残念です。 (2018年12月25日 10時) (レス) id: b38b4f28c4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：tAki x他1人 | 作者ホームページ：https://www4.hp-ez.com/hp/takinosumika
作成日時：2018年12月23日 16時
