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＿＿全てを聞いた。
いや、全てと言うほど長ったらしい話ではないのだが。
その話の内容はこうだった。
『一週間の間、彼女は僕に笑顔を見せてはいけないが、成功したならば何でも願いを聞く』という子供じみていた遊びを、青年に持ちかけられた。彼女は迷わず頷くと青年はニンマリと笑って、とある条件を付け足した。
その条件とは、『もし笑顔を見せたなら、僕には死んでもらう』というものだった。
彼女は後戻り出来なかったと言う。
願いをどうしても叶えたかったというのだ。
そして、話は
少し肌寒く、思わず身震いをする。
彼女はすくりと立ち上がると、いきなりフェンスをよじ登り始めた。
あまりに突飛な行動に、僕は目を丸くさせた。
彼女は僕の顔を見ると今にも泣きそうな表情で喋る。
「何か……何かさ！綺麗な景色が見たくなっちゃって。 君もこっちおいで。気持ちいいよ 」
彼女は震えた声で呼びかける。
僕もここで断る理由はない。 彼女に続いてフェンスをよじ登り始める。
┈┈
フェンスを超えてから数分。
僕たちは黙り込んでいたが、彼女がふと口を開いた。
「ねぇ、あのお兄さんに会いに行けば内容を取り消せるかもしれない！」
彼女が焦りの中に希望を持った声色で、彼女は僕に提案をした。
僕が反応をする前に、彼女は立ち上がる。
まぁ賛成なので良いのだが。
僕も真似をするように立ち上がろうとすると少しよろめいてしまい、彼女の肩を掴んでしまった。
＿＿彼女は肩を掴まれたことに対応できなかったのか足を滑らせ、
落ちていった。
僕は言葉を発するより先に、彼女の後を追って
+++
「いやぁー、残念でしたねぇ」
彼はコメディー映画を見た後のようにケタケタと笑って、わざとらしく言ってみせた。
「今回は私、何もしてなかったんですが……
運命って、残酷なものなんですねぇ」
「笑顔と独りの
┈┈┈┈┈┈┈
お読みいただき、ありがとうございました。
今回のお話はは全てtAkiが書かせていただきました！ 感想、よろしくお願いします！
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tAki(プロフ) - みゅーさんさん» 分かりにくくて本当にすみませんでした！ ありがとうございます。 (2018年12月25日 18時) (
レス) id: 8f36cf8930 (このIDを非表示/違反報告)
みゅーさん(プロフ) - そうでしたか。事情があるところ、好き勝手言って申し訳ありませんでした。これからも応援してますからね！ (2018年12月25日 17時) (レス) id: 281532bc33 (このIDを非表示/違反報告)
tAki(プロフ) - みゅーさんさん» どうしても入りきらないので最後に出してもよろしいでしょうか？ 先程の文章も含め、長文すみませんでした。 (2018年12月25日 11時) (レス) id: 8f36cf8930 (このIDを非表示/違反報告)
tAki(プロフ) - みゅーさんさん» 伝えていなくてすみません。小説説明にリンク、名前が入りきらなかったので最後にスペシャルサンクスとして出そうと思っていました。誠に申し訳ございません。 (2018年12月25日 11時) (レス) id: 8f36cf8930 (このIDを非表示/違反報告)
みゅーさん - 利用規約をお読みになりましたか。期待していたのに、残念です。 (2018年12月25日 10時) (レス) id: b38b4f28c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：tAki x他1人 | 作者ホームページ：https://www4.hp-ez.com/hp/takinosumika
作成日時：2018年12月23日 16時
