ほざくな、ぼけ【R. N】

不憫 １６ ページ16

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ピーーッと 試合開始の合図が鳴り響く









暫くして前半が終わるも、得点は 0-0から動かない。

自然と 前傾姿勢になる。










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後半も終わりに差し掛かった頃、廉が放ったシュートは惜しくも外れた。


悔しそうにしている廉をみて、思わず手に力が入る。









｢…、廉のバカーーーーー！｣


｢、Aちゃん？！｣









突然立ち上がって グラウンドに向かって叫んだAちゃん

当然、観客の目が俺達に向けられる。





騒ぎに気付いたのか、選手もこちらを見上げる。もちろん、廉も。



















｢シュート、決めるって約束したでしょ！｣









、Aちゃん


少し気恥しそうに下を向いた廉は、負けじと叫ぶ。









｢、当たり前やろ！そこで待っとけ！！｣









……付き合う前から公開いちゃいちゃですよ、皆さん。






観客も察したのか、ボルテージは最高潮









廉、頑張れ。









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