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続いて表示されたのは 保健室の机に突っ伏した岸さん。
｢これ、昨日。岸くん耳まで真っ赤にしちゃってさ〜。｣
｢…何が言いたいんですか？｣
｢岸くんさー昨日 俺達が声掛けてもビクともしない位 緊張してて、それ程小早川さんの事が好きなんだなって伝わってきたよ。
俺が言うのも変なんだけど、岸くんの想いに応えてくれとは言わない、けど 知る努力はして欲しい ｣
勢い良く頭を下げた顕嵐さんは とても友達思いのいい子
顔をあげて欲しい そう伝えると 不安そうな顔を覗かせた。
｢岸さん、凄く良い人だと思います。もっと知りたいなって、そう思わせるような｣
｢、良かった。小早川さんって他人を寄せ付けないオーラ出してるから不安だったんだよね〜｣
｢出てませんよ！そんなの。｣
｢えー出てるよ。きっと皆も思ってる｣
なんだそのオーラ
めちゃくちゃ迷惑なんですけど。
私に海人くん以外友達いないのそのせいなのでは？
｢岸くんも不安に思っててさ、俺が来たって訳。｣
｢はあ…。私が友達いないのってその変なオーラのせいですかね。｣
｢いや、主な原因は高橋くんじゃない？｣
…海人くんが？
その後幾ら問いかけても 顕嵐さんが教えてくれる事は無かった。
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作者名：蕎麦っち | 作成日時：2018年4月17日 3時
