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岸と〃 ページ30

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「やーっと俺の番かよ!待ちくたびれたわ」

「最後は岸くんか〜。一番カップルって感じじゃない…」



「最後は部屋でまったり 自分達らしくお願いしまーす」






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スタジオに入ると 二人用ソファとテレビ、机にベッドしかないワンルーム風になっていた。


「 岸くん、ソファ座る? 」

「おう、そだな」




二人で座り込み 近況を報告し合う

さっきからカメラを切る音が聞こえてくるけど 今の私達カップルらしさ全くないけど大丈夫なのかな…?



不安に思った私は岸くんの足の間に座り込む。


「な、に」

「 カップルらしさ出した方がいいかなって 」

「あ、ああ。そゆこと」




岸くんの程よく筋肉のついた胸に凭れ掛かる。

今日の疲れが出たのか 安心したのか 眠気が襲ってきた。

とっととチョコレート渡して撮影終わらせよう



「 …岸くん、はい。チョコ 」

「うわ!めっちゃうまそーじゃん。お前今年は手作り?」

「 市販にしようかなって思ってる 」

「それはないわーー。作れよ!」

「 忙しいから作る暇ない 」

「ぐぬぬ、そう言われると言い返せない…」



岸くんの言葉をスルーして眠りの体制に入る。


岸くん、あったかいなあ…

数分後 、私は夢の世界へ旅立った。







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「あれ、岸くん撮影終わったんじゃないの?」

「(人1)が寝ちゃって動けねーんだよ」

「わ、可愛い〜ほっぺ触っても起きないかな?」

「沫田の顔に落書きしてやろっかな。こんな安心しきった顔で寝やがって!」

「ブラック玄樹…。」

「…それにしても、ほんまに気持ち良さそうな顔で寝とるなぁ 笑」







沫田を囲む六人の王様と王子様

中央にいる彼女は妃?それともお姫様?






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阿部と森田と沫田→←平野と〃



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作者名:⊂((・x・))⊃ | 作成日時:2018年1月31日 20時

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