岩橋と〃 ページ26
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「沫田とカップルとか想像つかないんだけど」
「岩橋とかー…」
「あれ、あんまり乗り気じゃないね。
そう言えば橋くんとの写真 良いのばっかだったよ!」
「岩橋とは友達!って感じなんで…本当ですか!良かったです、笑」
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スタジオに入ると学校のようなセットが組まれていた
衣装は制服…歳的に大丈夫?
「付き合う前の初々しい感じ、だせる?」
テーマは 幼馴染みのふたりが友達から一歩踏み出すチョコレート、だ。
教室に 岩橋とふたり
黒板の日直の欄に私達の名前が書いてある
「沫田はさー、チョコくれないの?」
「 は?一応市販のやつ配ろうかと思ってるけど 」
「多分岸くん怒るよ、笑 なんで手作りじゃないんだよ!って」
「 まって、今の岸くんの真似?似てなさすぎて 笑」
「いいねー、付き合う前の感じでてるよ!」
え、うそ?どこにそんな要素が!??!
「鞄の中にあるチョコ、俺にでしょ?」
「 え、うん 」
「そのひとつの為に俺 他の子からチョコ貰わなかったんだよ?早く頂戴」
「 …ふふ、わかった 」
岩橋の頬が少し赤らんでるのが分かった
恥ずかしいなら言わなきゃいいのに 笑
机に置いていたスクールバッグから綺麗にラッピングされたチョコを取り出し 渡す
「キスできる?勿論振りでいいからさ」
キス…まあ振りだしいっか
岩橋のネクタイをぐっと引っ張り 顔を近づける
「 ん、 」
重ならない筈の唇が触れ合った
「誰にも内緒、だよ」
「 …え 」
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作者名:⊂((・x・))⊃ | 作成日時:2018年1月31日 20時