443 ページ3
.
結局ドレスは決まらずその日は装飾やプラン等の打ち合わせをして家に帰った
家と言っても裕一郎くんの家だけど。
同棲を始めるのは部屋が決まってからのつもりだったけど裕一郎くんがどうしてもって…笑
でも私も嬉しい。だって裕一郎くんとずーっと一緒なんだもん。
貴方「ただいま」
梅原「おかえり、ただいま」
貴方「おかえり！」
このやり取りが好きなんだ。一緒に住んでるって実感ができて
貴方「ちょっと早いけどご飯にする？」
梅原「ご飯はもうちょいあとで。こっち来て」
貴方「？」
ソファに座り私に向かって腕を広げる裕一郎くんに不思議に思いつつ近づくと腕を引っ張られ膝の上に座らされた
恥ずかしくて慌てて降りようとするとそれよりも先に腰に腕を回されしっかりホールドされてしまった
貴方「ゆっ、裕一郎くん…！離して！」
梅原「無理」
貴方「私も無理です…！！」
梅原「緊張すると敬語になる癖治んないな」
今はそんなことどうだっていいでしょ…！
頑丈にホールドされて降りれずしぶしぶ諦め体を回転させて対面になるように座った
そんな私の行動が予想外だったのか驚いている裕一郎くんに抱きつき胸に顔を押し付けた。顔を隠すという意味も込めて。
梅原「なにそれ誘ってんの？」
貴方「違います！！！」
梅原「めずらし」
貴方「たまには…いいかなと…」
我ながら恥ずかしい事をしてしまった…
でも裕一郎くんこういうことされるの好きかなって思ったから。大胆な人が好きって言ってたし
大胆ってこういう事であってるのかな…
梅原「キスしていい？」
貴方「キスだけで終わるなら」
梅原「保証はしない」
貴方「ならダメです」
梅原「保証します」
貴方「なら良いです」
素直な裕一郎くんに心の中でクスッと笑い顔を上げると頬に手を添えられ優しく唇が重なった
何度も角度を変えて口付けを繰り返していると舌を入れてこようとする裕一郎くんに瞬時に唇を離し膝の上から飛び降りた
貴方「ご飯を作らないとなのでこれで終わりです」
梅原「へいへい」
ちょっと残念そうにしている裕一郎くんにニコッと笑ってエプロンを身につけた
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1967人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
はっとり(プロフ) - サチさん» サチ様、コメントありがとうございます！まだまだ続けていきたいなと思ってるのでぜひ引き続きよろしくお願い致します😭 (2022年4月10日 11時) (
レス) id: 623881151d (このIDを非表示/違反報告)
サチ - 続きに感動しました！完結したと思っていたので💦今回もハラハラしました🥺でも良かった！ファミリー編楽しみにしてます😊頑張って下さい！ (2022年4月10日 8時) (レス) id: 379e7fdd5e (このIDを非表示/違反報告)
はっとり(プロフ) - 砂糖醤油キャベツさん» 砂糖醤油キャベツ様、コメントありがとうございます！とんでもないです🥲これからもよろしくお願いします！ (2022年4月10日 2時) (レス) id: 623881151d (このIDを非表示/違反報告)
砂糖醤油キャベツ(プロフ) - いやぁー、もう本当はっとりさんが天才すぎる、また続き楽しみにしてます！ (2022年4月9日 15時) (レス) @page50 id: 88a35cc036 (このIDを非表示/違反報告)
はっとり(プロフ) - メイさん» メイ様、コメントありがとうございます！とても嬉しいです、、、、！😭 (2022年4月1日 11時) (レス) id: 623881151d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：はっとり
| 作成日時：2021年11月15日 21時
