私を見つけて 2【フルーツバスケット】

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綾女「まぁまあ、そちらこそ落ち着きたまえ
金八先生も言っていただろう?
"人という文字は支え合い、できている"のだと！」

由紀「それが何?」

綾女「いいセリフだよね」

由紀・夾「「言ってみただけか!?」」

夾「疲れる。ほんとお前がいると疲れる。
用がないなら帰れってんだまじで！」

綾女「失敬な！用ならばいつでもあるさ！
由紀、今日こそ兄弟の絆を深めようではないか！」

由紀「その前に湖の底に沈めてやる」

綾女「そうかいそうかい！どんな時でも兄弟一緒さ！」

由紀「お前一人で沈んでろ！」

透「え、えっと･･･」

ボスッ

はとり「あまり周りを困らすなと言ってるだろう綾女。」

はとりが本で綾女の頭を叩いたのだ

綾女「やぁやぁ〜とりさん。」

『はとり、起きたの?』

はとり「あのうるささの前で寝ていられるわけが無い。」

紫呉「悪かったね、起こしちゃって」

綾女「寝ていると知っていればもっと静かにしていたのだけれどね！」

はとり「(はぁ･･･うるさい)」

はとり「んで、お前なんでここにいるんだ」

綾女「え?本家に行ったらとりさんは皆と一緒に別荘へ行ったとお手伝いさん(53歳)から聞いたので、ならば僕もご一緒したくて出向した次第さ！無論車で快適無敵！」

由紀「(コイツ･･･)」

夾「(はとりの前だとアッサリすんなり話やがって･･･)」

はとり「由紀、夾、お前今日は本田くんを連れて湖に行くんじゃなかったのか?」

綾女「え、そうなのかい?ならばさっさと行きたまえ。
何をチンタラ足止めしてるか知らないが女性をエスコートするならばもっとスマートにやらなければならないよ?」

由紀・夾「「(貴様のせいだろ！！)」」

透「あ、あのでは私たちは湖へ行かせていただいます！」

そうして3人は外へ出かけて行った

紫呉「あーや、絶対ついて行くと思ったのに」

綾女「何を言うぐれさん。僕はそこまで野暮では無いさ。
それに、久しぶりに4人揃ってゆっくりできるのだしね?
夜は長い、今日は眠らせないよ･･･ぐれさん」

紫呉「光栄だね、今夜君と同じ夢が見られるなんて･･･あーや」

紫呉・綾女「「よし！」」

はとり「お前らも飽きないな」

『ほんとだね』

『ねぇ、外のテラスでお茶しない?』

綾女「いいね！素晴らしい誘いだよA！」

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