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透は前から思っていたことがあった。
1年程一緒に暮らしてみて、
由紀君や夾君達のことは少しづつだけど知ること
が出来ている。
でも、良く考えればAさんのことって
あんまり知らないような・・・
透「ということなんですが・・・」
紫呉「Aのことね〜・・・」
紫呉は少し考えるように言った
由紀「本田さんよりも前から知ってはいたけど、
紫呉達みたいに特別仲良くて一緒にいることはあんまりなかったから、俺もそんなに知らないかも。
なんの物の怪憑きかも知らないし。」
夾「Aは昔から俺の事を気にかけてくれてたとは思う。 直接話すわけでもなかったけど。師匠はそう言ってた。
俺とよく似てるって。
だからAは俺を理解してくれると思うって。」
由紀「それこそ紫呉はどうなの?
紫呉が一番Aのことわかってるんじゃないの?」
紫呉「うーん・・・まぁ、
これは本人に直接聞くといいよ、透くん。
きっと君にならAは答えてくれるよ。」
透「そう、だと嬉しいです!」
紫呉「でも今、はーさんに会いに行ってるからね〜。
はーさんに行ってもいいか聞いてみる?」
透「よろしいのですか?」
紫呉「大丈夫だよ〜。透くんには甘々だから〜」
由紀・夾「「(お前が言うな !!)」」
しばらくしてはとりやAから了承を得た透は
草摩家へと出かけた
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リリア - オリフラたってますよ〜! (2023年3月8日 3時) (レス) id: b40822bf8f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ワッフル魔神 | 作成日時:2023年3月7日 8時