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〜翌朝〜
早く起きてしまったAはリビングでまったりしていると、こちらもまた早く目の冷めてしまった夾がリビングにやって来た
夾「もう大丈夫なのか・・・?」
『 っえ?』
夾「倒れたんだろ?」
『あぁ、少し嫌なこと思い出しちゃってね・・・』
・・・・・・・・・・・・・・・。
しばらくの間無音となった
『良かったね、夾。本当の自分を見てもらえて。』
Aは優しい顔を夾に向ける
『その優しさを、温もりを大切にしなさい。
私ね? 夾には幸せになってもらいたいの。
誰よりも。夾にだって幸せになる権利があるもの。』
『私が、絶対にあなた達の幸せを守るから。
だから、これからはもっと前を向きなさい!』
夾「・・・おう」
夾は照れたようにそっぽを向いた
『(かならずまもってみせるよ。夾は絶対に。
若い子が未来を無くすことなんて許されないよ。たとえ私に未来がなくても、夾達だけは幸せな未来を迎えて欲しい。)』
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リリア - オリフラたってますよ〜! (2023年3月8日 3時) (レス) id: b40822bf8f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ワッフル魔神 | 作成日時:2023年3月7日 8時