私を見つけて 2【フルーツバスケット】

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紫呉「はーくん、もしかしてさりげなくブラックになってる?」

撥春「ううん。痛くてムッとしてるだけ。
しょうがねえな杞紗のやつ。」

由紀「なんか随分気にかけるんだな。
そんな仲良かったっけ?」

紫呉と撥春は由紀をしばらく見てから

紫呉・撥春「「ヤキモチ?」」

由紀「違う！」

紫呉「つれないね〜」

撥春「ね」

『由紀で遊ぶのはやめなさい』

『でもわかるかも･･･。杞紗の気持ちも。
だって "一人ぼっち"は悲しいもの･･･』

紫呉「･････････。」

由紀「A･･･」



しばらくすると人の姿に戻った杞紗を連れて透は戻ってた。


夾「居候?」

紫呉「今日色々あってね。
しばらく預かることにしたんだよ。」

夾「色々って?」

撥春「いいんじゃない?
あの母親もかなり限界に来てたみたいだし。
リハビリって形で距離をおくのも。」

夾「何が何だかさっぱりわかんねぇ。
その杞紗はどこにいんだよ」

紫呉「さっちゃんなら、透くんとAにベッタリ」

夾「あぁ〜?」

『今は上で透と一緒にいるよ』

夾「そうかよ」

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