私を見つけて 2【フルーツバスケット】 (ページ11)

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魚谷「あ、そうだAさんも行こうぜ！」

『えっ、私?』

魚谷「おう！どうせなら女同士で色んなの見ようぜ！
人が多けりゃ楽しいしな〜」

花島「あら、いいわね」

透「はい！Aさんもぜひ行きましょう！」

『えっと、私は遠慮しとくよ･･･
私あんまりも泳げなくて、あんまりプールとか海とか行かないから水着を買わなくても･･･』

透「そうなんですか･･･」

透はあからさまに落ち込んでしまった

『うっ･･････』

紫呉「Aも行けばいいじゃない。きっと楽しいよ?
別に入らなくても着るだけで気分は上がるんだからさ！」

『う、うん･･･分かった。私も行くよ』

紫呉「(よし！)」

紫呉は心の中でガッツポーズした

紫呉「(Aの水着姿･･･いい！)」

〜デパート〜

魚谷「あぁー、一括りに水着と言っても･･･」

透「たくさんありますね〜」

花島「やっぱりワンピースかしら?」

魚谷「なぁお前ら、ビキニとワンピースどっちが好みだ?」

由紀・夾「「(聞くな！！)」」

魚谷「なぁーってばおい、こっち来て協力しろよ。」

夾「あのな･･･男にこんなとこ付き合わせんなよな」

魚谷「はぁ?じゃ着いてくんなよ！」

夾「おめぇらが無理やり引っ張ってきたんだろうが！」

魚谷「やましい気持ちがねぇなら堂々としてりゃいいじゃん。別に下着の好み聞いてるわけでもねぇんだしよ〜」

夾「おめぇはもうちっと恥じらい持てや！！」

魚谷「わ〜かったよ、んじゃ色！
透に似合う色ぐらい思いつくだろ?」

夾「オレンジ」
由紀「青」

由紀・夾「「･･･」」

夾「青だぁ?てめぇあいつのどこ見てそんな寒々しい色思いつくんだよ」

由紀「お前こそオレンジなんてよく言えるよ。
そんなバカ色、どこぞのバカの色じゃないか。」

夾「バカバカ言うな！あいつには明るい色が似合うだろうが！」

由紀「本田さんには明るすぎなんだよ。
美的センスないなら引っ込んでろ」

花島「ピンク」

由紀・夾「「ん?」」

花島「透くんにはピンクよ?それ以外の何色が似合うというのかしら?似合うけれど。
もう一度勉強して出直してらっしゃい。」

魚谷「そうだな。透にはピンクだな」

夾「もう決まってんなら聞くなよ！」

魚谷「いいじゃん別に。
一応意見を聞いてみたってことで。」