斉木楠雄のΨ難 2

56 ページ7

女子生徒たち「猫 超かわいい〜 おいで おいで〜」

楠雄《よく聞かれる質問に"犬派か猫派か?"というのがある。僕の答えは"どうでもいい"だ。どんなラブリーキュンキュンな猫も犬も･･･数秒も見ていればただの骨になる。さて聞くが 君は犬のの骨派?それとも猫の骨派?答えは"どうでもいい"だろう。あとはイメージで選ぶ奴もいるな。"犬は賢そうだから"とか"猫は甘えてくるから"だとか だがそれは勝手な思い込みだ。》

猫(気安く触ってんじゃねえぞ ヒト科のメスが)

楠雄《内心は こう。テレパシー能力で動物の声も聞こえる僕からしたら イメージも何もない。夏か冬なら冬なら。きのこか たけのこなら きのこ。だが 犬か猫かは漠然としすぎて答えようがない。佐藤さんか鈴木さんかを聞かれるようなものだ。･･････ん？》

茶トラ猫「ニャッ!」

A「あら〜!かわいい!挟まっちゃったのかな?」

楠雄《･･･････････････。》

猫「･･････。」

スーッ･･････

アンプ「えっ!?待て待て 行くニャ そこの人間!おい 止まれー」

楠雄《やれやれ･･･》

アンプ「ハァ･･･まったく なんて奴だ。こんなに愛くるしい動物が困ってるのに 無視するとは･･･。普通はこの整った顔のメスのように心配するのに･･･。さあ 早くここから出せ!場合によっては懐いてやらんこともニャいぞ」

スーーーッ スタスタスタスタスタスタスタスタ

アンプ「え･･･?オーイ!ちょっと待て待て!」

A「･････････; ; 」

57→←55

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す