斉木楠雄のΨ難 2

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〖照橋心美の場合〗

照橋「ハァ･･･困ったわ。一体誰なのよ。私がチョコを持ってきてるなんて噂を広げたバカは!おかげでさっきからずっと着いてくるし。何なのよ これはーっ!?今日はそっとしておいて欲しいのに あっ･･･私 お手洗い行くから またね」

照橋「あーもう!何がバレンタインよ!私がチョコを持ってるですって?ハッ!持ってますけど何か?これを 斉木とAに･･･はっ!斉木はもちろん義理チョコよ!でもたった一つの私の義理チョコ 外の連中にこれを斉木に渡したことが知れたら･･･確実に斉木が･･･いや それだけじゃない。世界大戦勃発!な・何てことなの。私のチョコが最終兵器よりも危険だったなんて･･･。やはりこれは渡せない･･･」

窓からチョコを捨てる

照橋「ごめんなさい 斉木･･･」

〖斉木楠雄の場合〗

ストン!!

楠雄《大袈裟すぎるだろ》

〖AAの場合〗

男子たち「Aさん!!おはよう!!今日もいい天気だね!」

A「おはよう〜。そうだね!」

男子たち「歩くの疲れませんか?/この花をあなたに」

A「(やけに着いてくるな･･･)」

女子「A先輩!!」

A「あれ?どうしたの?」

女子「A先輩にチョコを渡そうと思って･･･」

女子たち「あっ 私達も!!!/私も!」

A「わあ〜!こんなにいいの?ありがとうみんな!(ﾆｺｯ)」

女子たち「い･･･いえっ!!(キャー!!)」

A「じゃあね!」

楠雄《大量だな》

A「楠雄!!見てたの?」

楠雄《たまたま通っただけだ》

A「そっか〜。かわいい女の子たちに貰っちゃった〜!男子たちを撒くのは大変だけど、こういうところは素敵だよね〜バレンタイン!」

楠雄《そういうところだな。女子も寄ってくる理由は》

A「えっ?どういうことよ?」

楠雄《別になんでもない》

A「そうだ！楠雄には帰ったら特別なチョコを用意するからね!!本命はどデカくないと!」

楠雄《どデカイのは嫌だ》

A「え〜なんでよ〜愛だよ?彼女が彼氏のために何かを作るんだから、どんなにやばい見た目でも、どんなに不味くても彼氏として食べないと!!」

楠雄《マズイチョコは普通に食べたくない》

A「まあ私が作るからその点は大丈夫だけど!」

楠雄《早く帰るぞ》

A「了解です!ボス!」

楠雄《ボスって呼ぶな》

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