斉木楠雄のΨ難 2 (ページ1)

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灰呂「大丈夫かい?斉木君」

海藤「1人で帰れるか?」

生徒たち「斉木君大丈夫? 無理するなよこっちのことなら心配すんな!」

灰呂「斉木君の穴は僕達で埋めるから」

生徒「おう任せとけよ!」

楠雄《こいつら･･･》

灰呂「斉木君の分も頑張るぞー!」

生徒たち「おー!!」

灰呂「斉木君に優勝トロフィーを持って帰るぞ!」

楠雄《すごく帰りにくい》

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

午後の競技は綱引きです

灰呂「午後は団体戦!まずは綱引きだ!今うちは最下位だが･･･」

楠雄《そういえばこいつ個人戦出てなくない?》

A「確かに; ; ･･･ねえ楠雄。本当に無理しないでね?何かあったらすぐに言ってね! 」

楠雄《ああ分かった》

灰呂「3組ファイトォォォォー!」

スタート!!

灰呂「引けぇ引けぇー!歯ァ食いしばれえぇ!持てる力全部ぶつけろ!できるできるんだ〜!」

楠雄《しゃべってないで引け。やれやれただでさえ苦手な体育をこんな状態でやるとは･･･》

ブチッ!!

楠雄《ん？》

A「あっ!」

楠雄《oh･･･》

高橋「あれ?なんか急に軽く･･･」

楠雄《おっとマズイ!》

グイッ!!

高橋「うお!?今度は急に強く!?」

楠雄《何でこんな簡単にちぎれるんだ。どうする?不振な目で見られてしまう。どうにかして繋ぎ直さないと》

ビリッ!!

楠雄《マズイ!摩擦で手袋が･･･。この体調でサイコメトリーなんてしたらどうなるか･･･》

ぐいっ!!

生徒たち「うわ〜!」

相手の生徒たちが軽々と吹っ飛んでいく

楠雄《あ･･･》

A「あ･･･(コレまずいんじゃ･･･)」

ドサドサドサドサッ

審判「えーさ･･･三組の勝ち･･･」

灰呂「よォし勝った!」

生徒たち「わぁぁぁ!」

楠雄《やっぱり帰っておくべきか?体育祭なんて大嫌いだ》