224 ページ28
.
肉じゃがを中火でコトコト煮込んでいると腰に腕が巻き付き後ろから抱きしめられ肩に裕の顎が乗っかった
貴方「もうちょっとで出来るよ」
梅原「腹減った〜」
貴方「何かつまむ?」
梅原「いい、我慢する」
貴方「我慢が苦手な裕もしようと思えばできるんだね〜」
梅原「当たり前だろバカにすんな」
貴方「ふふっ笑 あ、お皿用意してくれる?」
梅原「…」
さっきまで喋っていたのに急に返答がなくて不思議に思い顔を向けると私を抱きしめる腕に力がこもった
貴方「裕?もうできるからお皿取ってってば」
梅原「…もうちょっと待てよ」
貴方「甘えん坊」
梅原「悪いか」
いい感じに肉じゃがが出来上がったのを確認して火を止め振り返り裕に向かって腕を広げた
嬉しそうに微笑むと素直に腕の中に入り私の腰に腕を回した
貴方「甘えたな裕可愛くて好きだよ」
梅原「やっぱバカにしてんだろ」
貴方「してないよ笑 好きな人に甘えられたら誰だって嬉しいもん」
梅原「Aもたまには甘えろよ」
貴方「私結構甘えてるよ?」
梅原「もっと甘えてもいいんだぞ」
貴方「うん、ありがとうね」
裕は甘えてくれるし甘えさせてくれるし本当に居心地がいい。言葉にするのは苦手みたいだけど雰囲気というか行動で好きって伝えてくれるから不満なんてこれっぽっちもないのが本音。
いつまでもこんな風にいられたらな、なんて考えてしまう日々だ
梅原「おい、聞いてんのかよ」
貴方「え?あ、ごめん笑 なに?」
梅原「腹減ったって」
貴方「ご飯にしよっか笑」
裕からお皿を受け取り肉じゃがをよそいテーブルに並べた
2人で食卓を囲み手を合わせて頂きますをしてからたわいもない話をしながら食事を楽しんだ
こういう何気ない日々を送れるのって本当に幸せな事だよね
ずっとこのままでいられるといいな。
なんて平和ボケしていた矢先の事だった___
.
2129人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
はっとり(プロフ) - のるのらさん» ありがとうございます!こちらこそ最後までお付き合い頂けて嬉しいです😭今後ともぜひよろしくお願いします! (2023年2月18日 15時) (レス) id: 623881151d (このIDを非表示/違反報告)
のるのら(プロフ) - 完結お疲れ様でした!とてもよかったです😭はっとり様の作る梅ちゃん大好きです🥰🙌他作品も読ませて頂いてる1人の読者として、今後も応援してます🥰✨️✨ (2023年2月18日 12時) (レス) id: 255e9f325b (このIDを非表示/違反報告)
はっとり(プロフ) - eriiiさん» eriii様、いつもコメントありがとうございます!次のストーリーも楽しんで読んでもらえるように頑張りますね🌟 (2022年9月20日 6時) (レス) id: 623881151d (このIDを非表示/違反報告)
eriii(プロフ) - 新たな人物の登場!!絶対何かある展開にめちゃくちゃわくわくしてます😆💕 (2022年9月19日 20時) (レス) @page19 id: 8d69bf7036 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:はっとり | 作成日時:2022年9月13日 21時