言うこと聞きなさい！5【梅原裕一郎】〜完結〜

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ソファに座り私の膝の上に頭を乗せて寝転ぶ裕の耳を耳掘りで優しく扱った



貴方「お願いこれで良かったの？」

梅原「おー」

貴方「これくらいならいつでもしたのに」

梅原「いいんだよ」



もしかして甘えたい気分だったのかな？
最近仕事忙しくてあんまり触れ合えてないしご無沙汰だったし。



貴方「はい、終わったよ」

梅原「ん」



終わったけど横になり続けている裕が可愛くて頭を優しく撫でた



貴方「てっきりえっちなお願いされると思ってたからびっくり」

梅原「期待した？」

貴方「してません〜」

梅原「良いって言うなら今すぐベッドいくけど」

貴方「明日朝早いからダメ」

梅原「そう言うと思ったからコレにしたんだよ」



よくわかってらっしゃる笑

裕は頭を撫でていた私の手を掴み起き上がるとそっと唇を重ねた
一度離し視線を合わせるとすぐにまた重ね舌を入れる裕に応えるように舌を絡めた

口付けを交わしている最中、胸元にふと違和感を感じた。
目を開いてその違和感の原因である裕の手を軽く抓ると唇を離し私を睨んだ



梅原「ちょっとくらいいいだろ」

貴方「ダメ。裕はちょっとじゃ終わらないんだから」

梅原「へいへい」



起き上がると欠伸をしながら寝室へいく裕の後を追いお互い寝る準備に入った
ベッドに入った時スマホの通知音が鳴り開くと…



貴方「大翔先輩だ」

梅原「…あ？」

大翔今日はお疲れ様!まだアカウント変わってなくて良かった、また現場が一緒の時はよろしくな!

貴方「だって。…ってもう〜笑 拗ねないでってば」

梅原「いちいち連絡なんか寄越しやがって」

貴方「大丈夫だって笑 ほらこれもただの仕事の連絡だし」

梅原「どーだか。お前に気でもあんじゃねーか」

貴方「そんなわけないでしょ〜？」

梅原「あるから言ってんだよこの鈍感女が」

貴方「え？なに？」

梅原「なんでもないおやすみ」



あーあ、せっかく機嫌治ったのに〜笑
明日起こす時いつも以上に優しくしなきゃ…笑

なんて思いながら横になると腰に腕が周り裕と体が密着した



貴方「！…おやすみ」

梅原「おやすみ」



ボソッと聞こえた返事に微笑み目を閉じると腕に力が込められた気がして裕の手に自分の手を重ねた




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