言うこと聞きなさい！5【梅原裕一郎】〜完結〜

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いい時間なので帰る支度をして玄関まで見送ってくれる皆に裕とお礼を伝えた



貴方「皆今日はありがとうね」

梅原「ご飯ご馳走様でした」

母「またいつでも来てね！」

父「今度はもっとゆっくりできる日に来たらいいよ」



お母さん達に笑顔で頷くと俊介達が裕の前に並んで目を輝かせていた



俊介「裕一郎さん！今度カッコよくなれる秘訣教えて！」

龍介「俺も裕一郎さんみたいに見た目も中身もイケメンになりたい！」

梅原「わかったわかった笑」

結花「結花にもイケメン紹介してー！」



まったく…笑

真剣な表情でそんな事を言う3人の様子に皆で笑い合うと壁に寄りかかっている陽太と優太にも声をかけた



貴方「陽太と優太も今日はありがとうね」

陽太「…姉ちゃん今楽しい？」

優太「自分らしくいられてる？」



強い眼差しで問いかけてくる2人に一瞬驚いたけど優しく微笑み頷いた



貴方「うん。楽しいし今までで1番自分らしくいられてるよ。すっごい幸せ！」



家族の前でぶっちゃけるなんて恥ずかしくて少し顔を赤らめながら言うと陽太と優太は何かを決心したかのような表情で笑った



陽太「姉ちゃん傷付けたら許さねーぞ」

優太「泣かせたらぶっ飛ばす！」

梅原「大丈夫笑、絶対傷付けないし悲しい事で泣かせるつもり無いから」



その言葉に安心したように笑う2人を最後に、車で自分達の家へ帰った



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