もっと優しくしてください江口さん！3

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西山「へぇ〜、今日江口さん家行くんだ？」


貴方「そうなの！」






お昼休憩に宏太朗からご飯行こと誘いがあり一緒にカフェに来た







西山「僕何回も行ったことあるけどね」


貴方「何のマウントですか」








私だって初めてじゃないもん〜
看病する為に1回だけ入ったことあるし！








西山「歯ブラシとかちゃんと用意しときなよ〜？Aはそういう所抜けてるんだから」


貴方「え？お家行くだけだよ？要らないでしょ」


西山「いや泊まるんでしょ？」


貴方「そんな事言われてないよ？」


西山「…家誘われたんだよね？」


貴方「うん。今日家来ない？って」


西山「それ絶対泊まりになるから」







なんで？？？
家来ない？って誘われただけなんだけど
泊まりなら泊まりって言うだろうし







西山「…まさか何の準備もしてないの？」


貴方「お家お邪魔するだけでそんなに準備いる？」


西山「いるよ！絶対泊まる事になるから！」


貴方「なんで宏太朗がわかるの！」


西山「わかるから！誰でもわかるよ！彼氏に家誘われたらそういう事になるって予想つくから！」






家誘われただけで泊まりになるなんて予想できるか
まあ別に泊まりでも問題はないけど。






貴方「はいはいわかったよ〜。じゃあUNOやトランプ持っていくね！」


西山「違う！！！！」


貴方「人生ゲームの方がいいかな？」


西山「そうじゃない！それに2人で人生ゲームなんてしてもつまんないから！」







半ギレで大声を上げる宏太朗に若干引き気味で話を聞いていると大きなため息をついて今度は静かに口を開いた






西山「わかった。もうはっきり言う」


貴方「うん？」






私の目を数秒ジーッと見つめると真顔で続けた






西山「Aは今日、江口さんに抱かれるの」


貴方「…」








抱かれる？？？抱きしめるじゃなくて？
抱かれるってあの抱かれる…？








貴方「いやいやいやいや！！そんなの江口さんから聞いてないし！！」


西山「言うわけ無いでしょ！」


貴方「無理無理無理！いきなりなんて無理！」







そもそもそんな心の準備なんてしてない！
ていうか付き合ってまだ1週間だもん！









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