もっと優しくしてください江口さん！2

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江口さん達がスタッフさんに呼ばれ楽屋で龍我君と2人きりになった





龍我「なあ、Aはキスした事あるか？」


貴方「は！？きゅ、急に何を言い出すのかな〜？？」





その歳でキスなんて言葉知ってるの？
今の子マセすぎ怖いよ…






龍我「キスした事ないの？」


貴方「ど、どうかな〜？」


龍我「まさか大人なのにした事ないの？だっせえ！！」


貴方「なっ、キスくらいあります〜！！！」






いや子供相手に何をムキになってるんだ私は






龍我「彼氏は？いないの？」


貴方「今探してる途中なの！」


龍我「あはははは！だっせえ！」





イラァ…
もうすぐに見つかるんだから！！！！






龍我父「龍我！帰るぞ！」


龍我「父さん！」






お父さんが来るとさっきまで生意気だった癖に嬉しい顔をして向かっていった
やっぱり何だかんだ言って子供なんだな〜笑



そして龍我君が帰ってすぐ江口さんが楽屋に戻ってきた






江口「龍我君帰ったんだ」


貴方「はい！さっきお父さんが迎えに来ました」





台本のチェックでもしようかな〜とロッカーの前で鞄を漁っていると後ろからスっと江口さんの腕が伸びてきた
そしてすぐに江口さんの顔が私の横にあって背中には江口さんの体温が感じられた









江口「キスした事あるんだ？」


貴方「っ」






耳元で喋られて身体がブルっと身震いした
あるんだ？って江口さんが…！
ていうか聞かれてた…






江口「誰としたの？」


貴方「え、江口さんが…！」


江口「他の人とは？」


貴方「してません…っ」






すぐ横に江口さんの顔があり背中はピタッと江口さんの体に触れているせいで鼓動が速まる
時々かかる江口さんの息に敏感に反応してしまう





貴方「…ひゃあっ！」





急に耳を噛まれて驚いて変な声が出てしまった






貴方「何するんですか！」


江口「真っ赤だったからつい」


貴方「ついって…！もう離れて下さい〜！」


江口「え〜？笑」







楽しそうに笑ってる江口さん
私はさっきから心臓がドキドキして仕方ないです。









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