夜空に誓う (ページ2)

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-蓮

今日は大学の授業2限目から行けばいい。

『今日は夕方から突然の雷雨にご注意ください』

え・・・？

駿佑、傘持って行ったかな・・・？？

あいつ体弱いからなぁ

病院と俺が通ってる大学近いし帰りに持って行ってやってるか・・・。

それまでに降らなければいいけど・・・

今日の晩飯なににしようかな・・・。

駿佑にあんま変なもの食わすと母さんに怒れらんだよね

あ・・・大学の宮舘先輩に頼むか？！

うん、そうしよう！！！

よっしじゃあ俺も行くか！！！

康「めめきゅんっ！！！！」

ラ「めめ～おはよう」

駅を出たところで同じ大学の康二とラウールと合流する

康「弟くんとオカン元気？？？」

「あぁ！！まぁ・・・」

ラ「電車来ちゃうよ！！」

「やべっ！！急ごう！！！」

康「ちょ！！待ってや～ラウ、めめきゅん！！！」

なんとか電車に間に合って3人で乗り込む。

この時間帯なら電車は落ち着いてるけど

多分高校生の駿佑が電車に乗る時間帯は結構混んでるんだろうな・・・。

駿佑、心臓に負担かけてないかな・・・？

ラ「めめ？？めめ！！！」

「ん？？」

康「話聞いてへんやろ！！！」

「ごめん何？？」

康「だから！！！今日の駅前のカフェ行こうって話や」

「あ～～ごめん今日は無理」

ラ「めめ、弟のこと考えてた？？」

「え・・・」

康「めめって本当にブラコンやな」

「は！！！」

ラ「確かに！！」

ブラコン・・・か。

母さんが倒れた時、あいつ言ったんだよね。

『俺がお母さんに迷惑かけたから・・・』

って。

あいつなんも悪くねぇのに・・・。

その時に駿佑を守ってやれるの俺しかいないんだって・・・

そう思った。

まぁたまに俺を過保護だとかうざいとかいうようになったけど・・・

ってこれがブラコンって言うのか？？？