46話 ページ47
.
「はぁースッキリスッキリ」
「あ、A〜。おかえり」
「硝子!ただいま〜!!」
髪の毛を乾かして部屋を出るとこれから風呂に入るらしい硝子と出会った。
抱きつこうとしたけど「風呂上がりなんでしょ」と制止させられる。
「夕飯まだ?」
「うん、これからぼちぼち食べようかなと」
「あと三十分ぐらい待てる?」
「いいよ!待ってる待ってる・・・あ、でも」
八時にごじょると約束してるんだよなあという記憶が脳を掠める。
約束というか無理くり言いつけられた感じだけど。
ここで硝子と夕飯を食べる約束をしたとして、ごじょるの用が長引いたらどうしよう。
「でも?」と聞かれたから「ごじょるに呼ばれてるんだよね」とそのままを答える。
「へぇ、五条が」
「なーんかさっきから変なんだよね。元々かもだけど」
「それはそうね。じゃあそっちの用事が終わったら食べよ」
「待たせちゃったらごめんね」
それから少々喋ってから硝子は風呂の方に向かった。携帯を見るともう八時になりかけてる。
でもごじょるのことだし、どうせ五分ぐらいは遅れるだろうから大丈夫だろう。
.
119人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:梅昆布茶 | 作成日時:2023年9月1日 19時