【呪術廻戦】純愛至上主義。 (ページ40)

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３９話ページ40

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「素直に言えばいいじゃん」

「は？」

「カワイイよって素直に言えばいいじゃん」

「は、はぁ！？」

それを向けられてる本人が気づいているかどうかは置いといて、側から見てると色々バレバレだった。
好きな女の子に意地悪しちゃう典型的な小学生男子のそれだった。

「あーあー五条が色ボケとか呪術界はどこへ向かっていっちゃうんだろうねー」

「べ、別に誰もあいつが好きとは言ってねーだろ！！」

「別に誰がとは言ってないけどー？あいつって誰のことよ」

「ッ！」

敵なし負けなし陰りなしと見えて、意外なところで不器用なやつだ。
そして、残念なことにAが好きなのは五条ではなく夏油の方。いろんな意味であまり良い状況とは言えない。

「Aのどこが好きなの？つか、いつから好きなの？」

「すげえ直球で聞くじゃん･･･」

「いやもうバレてるし良いかなって」

「うーん･･･えぇ･･･」

珍しく五条が強気で来ない。それどころかよく見ると白い肌を赤くして伏せっててちょっと鳥肌がたった。
小さい頃からさぞおモテになっていたでしょうに、いざ自分のことになると全然経験がないタイプなのかな。

「わからない」

「え？」

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