【呪術廻戦】純愛至上主義。 (ページ36)

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３５話ページ36

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「A･･･」

「どした」

「あっ、いや･･･チョコサンキュー」

「チョコ？あ〜、あれね！良いってことよ」

おそらく先日夏油くんにあげるついでに渡しといてもらったやつのことだと思う。
ちゃんと届いてたみたいで何よりだ。

「五条ってお礼とか言えたんだ･･･」

「お礼は常識だろ」

「世間知らずの箱入り顔だけクズ野郎の分際で常識を語るな」

「俺への当たり強くね？」

アイスを食べられたショックが尾を引いてるのか、はたまた硝子の鋭利な言葉に傷ついたのか。
ごじょるは若干ふくれて机に潰れてる。そのサングラスの奥からはご自慢の目ん玉がこちらを向いていた。

「Aのくせにめかしつけてやんのー」

「似合ってるでしょ」

「･･･馬子にも衣装？」

「しね」

どこまでも性根は腐ってやがる。これに関しては少しでも期待した私が全面的に間違えていたと認めよう。
ただ、硝子にカワイイと言ってもらえたし私もそこそこに自信あったんだけどなあ。

「あらら、もうそろ時間だから行くね」

「いい暇つぶしになった？」

「もちろん！あ、ごじょるは別として」

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