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3話 ページ4
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「よぉ〜野郎ども」
「硝子じゃん。Aは?」
「部屋じゃない?今日は会ってないけど」
というのは半分嘘で、Aは灰原と任務に出かけている。
そして私はこの前の約束を遂行すべく、五条と夏油に会いにきた。
「ねえねえ、二人に聞きたいことあるんだけど」
「預金残高なら教えねえぞ」
「冥さんと一緒にすんな。あんたらが彼女としたいことって何っていう質問」
「硝子が浮ついた話なんて珍しいね」
そりゃ普通こんな話私からは振らない。何が悲しくて野郎と恋バナなんかしなきゃならないんだ。
「なになに〜俺たちと恋バナしたいわけ?」
「元より擦り切れてるあんたらの人間性を測ろうかと思って」
「え、心理テストなのかい?」
「全然。聞いたまんま」
近くの椅子に腰を下ろして録音アプリを起動する。Aはプラス変換をしがちだからちゃんと聴かせねば。
夏油になんでもいいの?と聞かれたから、もちろんと頷く。
「やっぱまずはデートじゃねえの?」
「そうだね。私もそれ考えた」
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作者名:梅昆布茶 | 作成日時:2023年9月1日 19時