【呪術廻戦】純愛至上主義。 (ページ27)

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２６話ページ27

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「ごじょる靴何センチ？」

「靴？26.5だったっけか」

「おっきいね〜！私は23」

「Aはチビだから足も小せえんだよ。イテッ」

「あ、手ェ滑った」

「なんで手が滑ってスネに蹴りが入んだよ！！っつかわざとだろ！！」

脛を抱える同級生も写真に収めておこう。そしていつかどこかで拡散してやろう。
まだ無下限が完璧ではない今だからこそ見れる醜態だ。

「あ、おい！消せよそれ！」

「結婚式で流してあげる。あ、そんな日は来ないか。ごじょるだもんね、ごめんごめん」

「お前マジで喧嘩売ってんの？」

「やだー皆のもの聞きましたぁ？絶対的弱者に手ェ出すとか信じられないんですけどー！」

「悟？何してんのかな」

「待て待て待て！俺まだ何もしてねーから！しかも俺蹴られてるからね、コイツに！！」

そうこうしてるうちに夏油くんも教室にやってきてより賑やかになる。
ごじょるは夏油くんの愉快な仲間たちに襲われて大変なことになってるけどそれがなんだか微笑ましい。

「なに、笑ってんだよ！！ほとんど、Aのせいと、言って差し支えねえ、状態だからな！！」

「ごじょるも死ぬなよー！」

「はぁ！？俺、そんなに、弱くねーし！」

「そういう意味じゃないしー！」

夏油くんとの云々もいいけど、こういうなんでもない日が続く方がもっとのいいかもな。
呪術師の誰もが一度は思いそうなことがふわっと浮かんできてついエモい感じに浸ってしまった。

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