25話 ページ26
.
「灰原〜」
「あ、家入先輩!どうしましたかー?」
「あんたさ、Aが夏油のこと好きって知ってんだよね?」
「もちろんですよ〜!聞いた時はびっくりしましたけど」
「まじ?」
灰原の目にはAはもっとアイドルっぽい正統派男子が好みだと見えていたらしい。
まあ、なんというか顔だけで論じるのであればそれこそ五条みたいな。
「七海は?」
「無論。この二人でよく盛り上がってます」
「あーやっぱりそうなんだ」
「何かあったんですか?」
「んー、男子の手があったら何かと便利かなーって思って」
「なるほど〜!河井先輩のためならなんだってしますよ!」
「・・・」
灰原は思った通りノリノリで助かる。七海は何か考えてるみたいだけど強制するつもりはないし問題ない。
「でも、河井先輩普通に可愛いから大丈夫だと思いますけどね〜」
「そこは私もあんまり心配してない」
「え?」
「レディーにも色々あるんだよ」
「恋愛って難しいですね」
恋愛の難しさは高校発のカップルの7割ぐらいは大学で別れてるのが全てを物語っているんだろうな。
.
119人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:梅昆布茶 | 作成日時:2023年9月1日 19時