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epilogue 5 ページ6




数日後。

クロスケのこともすっかり忘れて、私はいつもの日常を過ごした。
4時限目が終わり、由美恵といつものようにお弁当を席で食べている時だった。

少しだけ頭が痛い。
気圧の変化だろうか。
季節の変わり目になると、いつも偏頭痛がするので、きっといつものだろう。
保健室に行って休もうか悩んだ。

でも私の偏頭痛は寝ても治らず、
その時食べたいものを食べる、とか、聞きたい曲を聞く、とか、外の空気を吸う。とか特有の・・・我流の治し方がある。



「今日の午後ちょっとサボろうかな」

「へぇ、珍しい。病んでんの?」

「まさか、なんか頭痛いから屋上で気分転換でもしてくる」

「ほい〜」



お弁当の空き箱をバッグにしまうと、携帯とイヤホンだけを握りしめるとそのまま屋上で向かった。




ーーーキィ・・・。



「・・・おや、誰もいない」



屋上のドアを開けると、ひとクラス分ほどの広さの屋上がある。
いつもはここで誰かがサポっていたり、ヤンキーたちがここで煙草をふかしてたりしてるんだけど、今日は運がいいことに誰もいない。

綺麗とは言えないコンクリートのような床が、いつもより広く見えた。

よし!



「・・・ふぅ・・・何聴こうかな」



屋上のフェンスに寄りかかり、携帯にイヤホンを差し込んで、いつものプレイリストから音楽を選ぶ。
頭が痛い時って、ちょっと昔の・・・70年代くらいの曲を鼻歌で歌うと気分が良くなる。



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シルビア★姉貴 - もし良ければ…合作しませんか?? (2月27日 12時) (レス) id: b720108b83 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:梅子 | 作成日時:2023年12月28日 16時

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