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epilogue 3 ページ4





びっくりした。

こんな綺麗な顔が存在するのかってくらい、お美しいお顔だった。

綺麗な漆黒色の黒髪に、
流し目のような、長くて綺麗な目を前髪がかすかに隠していた。
色白の傷一つない肌に、無駄のない顔のパーツだけが整理されたように配置されている。

190センチくらいあるのではないだろうか?
高身長から見下されている感覚に少しだけ恐怖を覚えた。



「・・・あ、あの」

「邪魔」

「え・・・」



立ち上がって道をあけたのに、またしても「邪魔」の一言。
消え失せろって意味なのだろうか。

思わず眉を寄せて、そこに聳え立つ彼を見つめる。

彼は無表情のまま、視線だけを私の後ろに向ける。



「・・・」

「・・・あ、ごめんなさい」



振り返ると、ちょうど私の退けた先に、彼の自転車があったようだ。
一台のピンク色のママチャリ。

慌てて自転車の前から退けると、彼は何も言わずに自転車のカゴに自分の持っていたバックを無造作に入れて、ポケットから自転車の鍵を取り出す。


そうだった。
私も自転車の鍵を探さなくてはいけないんだった。
急に思い出して、私もバックの中を再び歩きながら探す。



「・・・ったく。邪魔じゃわかんないっつーの・・・退けたらありがとうでしょ・・・・」



なんて失礼な奴だ。
先輩かなんだか知らないけど、無礼な人だなぁ。



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シルビア★姉貴 - もし良ければ…合作しませんか?? (2月27日 12時) (レス) id: b720108b83 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:梅子 | 作成日時:2023年12月28日 16時

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