カレカノごっこ2【梅原裕一郎】

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梅原「ヒツジ」

貴方「…」






私はあれからずっと裕一郎くんを無視している

何度も話しかけてくる裕一郎くんから逃げて宏ちゃんの元へ行き背中から顔を覗かせてジトーっと裕一郎くんを見つめた








梅原「…」


花江「相当ご立腹ですね〜」


梅原「………ちょっと触っただけだろ」


江口.花江.西山「お前が悪い」


梅原「…」








いくら裕一郎くんでも今回だけは絶対に許さない…！







梅原「ヒツジ」

貴方「…」







私の元に来て名前を呼ぶ裕一郎くんにそっぽを向くと私の目線に合うようにしゃがんだ







梅原「悪かった、もうしません」

貴方「…」







謝ってる割には棒読みだし不貞腐れて反省してなさそうだった






梅原「ごめんね？」

貴方「っ…」






コテっと首を傾ける裕一郎くんが可愛くて思わずキュンとしてしまった
それに私を見る目がまるで「許して」と言っているようだった
ずるいよ…。







貴方「…小さくないもん」


梅原「え？」


貴方「小さくない！他の人よりちょっと肉付きが足りないだけだもん！」


花江「え、そこ？ずっとそこに怒ってたの？」







当たり前だよ…！実は身長と同じくらい気にしてたんだから！







梅原「もう小さいって言わないから許して下さい」


貴方「絶対言わない？」


梅原「言わない」


貴方「………許してあげます」







私の言葉に嬉しそうに笑う裕一郎くんを見てまた胸が高鳴った







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