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目を覚ますと隣には大好きな人
いつもはクールだけど寝顔はまるで子供、そんな裕一郎くんにこっそりキスをした
起こさないようにそーっと布団から出て床に落ちている自分のパジャマを着て朝食の用意をしにキッチンへ向かった
貴方「裕一郎くん起きてってば〜!!」
梅原「…」
貴方「もう〜!!!」
かれこれ30分はこの状態
本当に朝弱いんだから!遅刻したらどうするの!
貴方「裕一郎くん…わあっ」
裕一郎くんの体を揺すっていると手を掴まれて布団の中へ引きずり込まれた
裕一郎くんは薄らと眠そうな目を開けると私に唇を重ねてきた
貴方「んん〜〜っ!ま、まって裕一郎くん!」
私の言葉を完全にスルーしてさっき着たばかりのパジャマのボタンをプチプチと片手で器用に外し始めた
貴方「わーーーーー!なんで脱がすの!!!」
梅原「1回だけ」
貴方「ダメダメぜーーーーったいにダメ!!!」
朝から何しようとしてるの!?それに昨日もしたし!
ていうかこんな事してる場合じゃなくて早く準備を…って脱がさないでってば!
ダメだと言っても聞かずに私の首元に顔を埋めていやらしい手つきで体中をまさぐる裕一郎くん
貴方「遅刻しちゃうよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」
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梅原「おはようございまーす」
貴方「おはようございます…」
西山「おはよ〜…ってなんで朝からそんな疲れた顔してんの?」
花江「梅ちゃんは超スッキリした顔してるけど」
梅原「聞きたい?」
西山「遠慮しとく」
やっぱりギリギリになった…!
もう!裕一郎くんのバカ!
時間が無くて髪もメイクもいつもより適当になってしまった
ムカムカしていると皆に聞こえないように私の耳元で裕一郎くんが囁いた
梅原「俺やっぱAの泣いてる顔好きだわ」
貴方「っ…バカ!最低!スケベ!」
梅原「なんとでも」
こんだけ言われてるのに何でそんなに誇らしげな顔してるのさ…!
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はっとり(プロフ) - umeさん» ume様、コメントありがとうございます!続き頑張りますね! (2021年2月7日 21時) (レス) id: 9acfa2932f (このIDを非表示/違反報告)
はっとり(プロフ) - チーズケーキさん» チーズケーキ様、コメントありがとうございます!嬉しいです!これからも頑張ります! (2021年2月7日 21時) (レス) id: 9acfa2932f (このIDを非表示/違反報告)
はっとり(プロフ) - サチさん» サチ様、コメントありがとうございます!頑張ります(´˘`*) (2021年2月7日 21時) (レス) id: 9acfa2932f (このIDを非表示/違反報告)
ume - おお!急展開!続きが気になります! (2021年2月7日 14時) (レス) id: cebc7a01dc (このIDを非表示/違反報告)
チーズケーキ - いつも読ませていただいてます 今後どうなるのか気になって仕方がないです! これからも応援してます! (2021年2月7日 10時) (レス) id: b2d4c079dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はっとり | 作成日時:2021年1月28日 11時