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俺の家に着くとAを抱えあげて部屋に入りベッドに寝かすと薄らと目を開けた








貴方「裕一郎くんの家…」


梅原「そうだよ、お泊まり」


貴方「お泊まり…ふふっ」







顔を赤く染めて楽しそうに笑うAを見て心臓がキュッと締め付けられた








梅原「お風呂入れる?」







Aに聞くとフルフルと頭を横に振った







梅原「じゃあ明日の朝入る?」







そう聞けばまた頭を横に振った
酔ってるからAの思考が読めない
どうしたいんだ?


そう思ってると俺の服をキュッと掴んで恥ずかしそうに口を開いた









貴方「一緒に入ろ?」


梅原「…本気で言ってる?」








コクンッと1度だけ頷いたのを確認してAの体を抱き上げてお風呂場へ向かった


ちょうどいい。こんだけ酔ってるのに1人でお風呂に入らせるのは危ないと思ってたし








Aの頭を洗ってやると気持ちよさそうに目を瞑っていた。
というか半分寝ていた









梅原「ふぅー…」


貴方「ふぅー」







湯船に浸かって一息着くと俺の真似をするAの頭を撫でてやった
いちいち可愛い。


しばらく2人で温まっていると限界なのかウトウトし始めたAを見て風呂から上がった








梅原「俺のスウェットでいい?」

貴方「うんっ」








俺の服を着せてやると襟からボンッと顔を出すAと目が合ってお互い笑い合った
Aはそんな俺を見て服を引っ張った








貴方「しゃがんで」


梅原「なんで?」


貴方「ちゅーしたいの」








こんな素直なAは滅多に見られない
もう少しいじめたい気もするけど可愛いから言う通りにキスしやすい位置までしゃがんだ


Aは俺がしゃがんだのを確認するとそっと唇を重ねてきた
本当に触れるだけのキスで一瞬だったけど素直に嬉しい








貴方「えへへっ」


梅原「可愛いね?」


貴方「可愛くないよ」


梅原「可愛いよ」


貴方「可愛くない。裕一郎くんはカッコイイよ」


梅原「はいはいありがとう笑 もう寝ような」







納得していない顔をするAの頭を撫でて寝室へ向かおうとすると着いてこないのを見て不思議に思い見つめると腕を広げて俺を見つめ返してきた

どうして欲しいかはわかっていたがあえて聞いてみた









梅原「どうしたの?」


貴方「……連れてって」








恥ずかしそうに俯くAに笑みを零しながら抱き上げて寝室へ向かった







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はっとり(プロフ) - umeさん» ume様、コメントありがとうございます!続き頑張りますね! (2021年2月7日 21時) (レス) id: 9acfa2932f (このIDを非表示/違反報告)
はっとり(プロフ) - チーズケーキさん» チーズケーキ様、コメントありがとうございます!嬉しいです!これからも頑張ります! (2021年2月7日 21時) (レス) id: 9acfa2932f (このIDを非表示/違反報告)
はっとり(プロフ) - サチさん» サチ様、コメントありがとうございます!頑張ります(´˘`*) (2021年2月7日 21時) (レス) id: 9acfa2932f (このIDを非表示/違反報告)
ume - おお!急展開!続きが気になります! (2021年2月7日 14時) (レス) id: cebc7a01dc (このIDを非表示/違反報告)
チーズケーキ - いつも読ませていただいてます 今後どうなるのか気になって仕方がないです! これからも応援してます! (2021年2月7日 10時) (レス) id: b2d4c079dc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はっとり | 作成日時:2021年1月28日 11時

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