カレカノごっこ3【梅原裕一郎】

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梅原side






Aのお祝いという名のただの飲み会も終盤に差し掛かってていた





俺の向かいに座るAはだいぶアルコールが回っているのか顔が赤く目をトロンとさせていた




はっきりいってえろい。
正直他の男に見せたくない。まあ今日はお祝いだし…と思って黙っていると眠いのか頭をコクコクさせていた




その姿がなんとも愛らしくてしばらく黙って見つめていると当たり前のように西山の肩で寝ようとしているのを見て名前を呼んだ




いい加減俺の隣で寝ればいいのに









梅原「ヒツジ」








名前を呼ぶと眠そうな目を頑張って開けて俺を見つめてきた








梅原「おいで」







俺の言葉を聞いて嬉しそうに微笑むAは本当に可愛いと思う
フラフラしながらも立ち上がると俺の方に移動してきた








梅原「えっ」








西山の時みたいに肩を貸すつもりがAは当たり前の様にあぐらをかいてる俺の上に座った
驚き過ぎて思わず声が出てしまったがAは気にする事なく俺の胸に寄りかかりそのままスースーと眠ってしまった




今すぐ抱きしめたい衝動に駆られたけど一応公共の場なのでなんとか抑えた









梅原「…なあ、もう帰っていい？」


西山「面白いから写真だけ撮らせて。いつかAに見せよ」


梅原「姉貴、タクシー呼んで」


恵「はいはい」








姉貴にタクシーを呼んでもらいAを起こさないようにゆっくり抱き上げてタクシーに乗り込んだ






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