カレカノごっこ3【梅原裕一郎】

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梅原side








西山「梅ちゃん！おはよ！」


梅原「おはよ」







楽屋へ向かう途中西山にばったり会って引き止められた







西山「今日ご飯行こ！」


梅原「嫌だ」







西山とご飯に行くよりAと一緒にいる事の方が大事

当然のように断ると急に携帯の画面を俺に見せてきた
そこにはAの寝顔が写っていた









西山「欲しかったら今日付き合って」


梅原「…」









.









梅原「で、なに。何の用」







しぶしぶ仕事終わりに西山について行くと江口さん達もいた







江口「ヒツジちゃんのCM撮影が終わったら
皆でお祝いしないかって！サプライズで！」


西山「それで嫉妬深くて独占欲の強い彼氏様の許可を頂こうかと」


梅原「…いいんじゃねえの？」


花江「ケーキ用意しよ！！」







そういう事ね。最初からAの話って言ってくれれば素直について行ったのに
サプライズなんかしたらAのやつ泣くんじゃないか？







梅原「そんな事よりなんでヒツジの写真持ってんだよ」


西山「こういう時の為に撮ってるんだよ」


江口「俺もあるよ。なんかあった時の為に」


梅原「…」








西山だけじゃなくて江口さんまで携帯のフォルダを見せてきた
なんかあった時の為ってなんだよ。完全に弱味じゃねえか








花江「欲しい？欲しい？あげようか？」


梅原「…別にヒツジの写真なんていつでも撮れる」


江口「うわマウントとってきた」


西山「そういえば2人きりの時は名前で呼んでるんだってね」


梅原「なんで知ってんだよ…」


西山「Aが言ってた。2人きりの秘密みたいで嬉しいって喜んでたよ、まあ僕に言ってる時点で秘密になってないけどね。あえて言わなかったけど」


梅原「…あっそ」


花江「照れてます！梅原くん照れてまーす！」







うぜえ…







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